二次創作などの小説の書き方

小説を書くのであれば、断然小説書きの方が良いです。

台本書きでも良いのですが、悪く言うと
「台本書きでしか表せない文才」
と、なってしまいます。

それでは、小説書きの説明をしていきましょう。


小説書きとは、「ww」や「←」、などの表記を使いません。
例だと、

台本書き
『なにそれーwww』

小説書き
「なにそれー」
と、腹を抱えて笑う。


このようになります。
また、「」の最初に
A「」のように文字はつきません。

では
どのようにして、誰が喋っているのか。その表現方法を教えます。

その1
「ねぇ、○○くん！」
「おい、○○。」

このように、そのキャラクターそれぞれの話し方で分けると良いでしょう。

その2
「おい、○○。」
そう●●さんが俺を呼ぶ。

このように表記する方法。
他にもたくさん表記の方法があります。


他にも上手い人は、○○サイドと書かなくても分かる書き方ができます。

俺が言うことではありませんが、クオリティはたくさん書けば段々と上がっていきもます。

他にも、小説書きはみんなに好かれ、台本書きは好かない人もいます。

台本書きの方が読みたい、という方はまず少ないと思います。

あと、区別をつけずに唐突にサイドを変えるのは止めましょう。
読者が混乱してしまいます。

そして、小説内に作者が乱入するのは止めましょう。


そしてここからが最も重要です。
二次創作の際の注意点です。

・キャラヘイト
・受けた注意の無視
・フラグのつけ忘れ
・オリフラの外し忘れ
・歌詞などの無断転載

二次創作を書くならば、これらは絶対に止めてください。

・対処方法
キャラヘイトの注意を受けた場合、すぐに謝りパスワードをかけ、小説を見直して訂正をしてください。

注意(理不尽なものを抜かして)を受けた場合、貴方の小説の読者が
すぐにその注意をアンチとして指摘するでしょう。
注意とアンチの区別がつかないのなら、小説を書かないことをおすすめします。
必ず言ってはいけない言葉があります。それは、
「いやなら見ないでください、アンチはやめてください。」
注意を受ける度胸すらないのであれば、小説を書くことを迅速にやめてください。

いじめ系統のものはフラグをつけたり、キーワードに入れたり、前もって注意しておくなどしておいてください。
フラグのつけ忘れ、オリフラの外し忘れは本来ならば謝罪では済みません。

なにか質問や意見があれば、なんでも承ります。

ー追記ー
小説書きと、台本書きの違いについて説明したいと思います。

まず、小説書きとは、市販の本のような書き方です。
貴方は売っている本で、「ww」などの表記を見たことがないでしょう。
それが、小説書きです。

台本書きは、まるで台本のような書き方のことを指します。
読者から見て、分かりやすいんです。なので、台本書きは書くのに文才はほとんど関係しません。

・例
台本書き
『ちょww何いってるのww』

A男「知らないわよん☆」←

『え、気持ち悪い』←


小説書き

「ちょっと、何言ってるの。」

と、台詞だけ見ると冷静だが、実際、私はお腹を抱えて笑っている。

「知らないわよん！」

A男が、まるで語尾に星でもつきそうな勢いで言う。

「え、気持ち悪い。」


違いがわかりましたでしょうか。
教科書に書いてあるような文は全て、小説書きです。
しかし、台本書きは三行で済みますし、書くのも実に簡単です。
ですが、読者を意識するのであれば、明らかに小説書きの方が良いです。

また、作中に作者が乱入してくることや、顔文字、！などの多用は、好ましくありません。



やめた方が良い設定

・アルビノ
・障がいネタ
・無意味な男装、女装
・オッドアイ

こちらは、実際にそのような方がおり、見てる側として不快になるものです。

例として挙がるのが、性同一性障がいなどです。
性同一性障がいの友達をもっている身から言うと、
この障がいは心の性別が違うのではなく、体の性別が違って生まれてしまったんです。

なのに、性同一性障がいで、性別が違うことを隠そうとしていたり。
隠したがるのは心の性別ではなく、体の性別を隠したがるんです。

ですが、本来ならばそのようなことは分からないでしょう。それでいいんです。
自分がその身ではないのならば、書かないでください。


次は、あまり好まれない設定です

・あり得ない体重、バスト
・かなりモテモテ設定
・全てにおいて完璧

しかし、これらをネタにした小説ならば、ある程度は許されます。

例えば題名が「モテモテの私が好きになった人」だったらその人がモテモテでも、違和感はありません。

完璧も、それなりの努力をしているのならば、良いでしょう。


サイド変更について
サイドを変更する際には、そのサイドのキャラクターと分かる情報を最初に入れると良いと思います。

例えばこのようなキャラクター設定があるとします。

A→一人称が俺
B→一人称が僕


これで小説が始まったとすると、


俺は今、学校から家に帰る帰路を辿っている。


一人称、という情報を得て、パッとAが思い浮かびます。

さらに、追加設定として、

C→一人称が僕

が入ったとします。その場合、状況に合わせてキャラクターを明白にしましょう。

例えばCが体育館に行った後の話だとします。


僕が体育館の扉を開けると、ギシッと音がする。

僕はCくんがいなくなった教室で、大人しくCくんを待つことにした。


こうしてみます。すると、
上がCくんサイド、下がBくんサイドだとわかります。
誰のサイドか、はなるべく最初で明白にしておいた方がいいです。

サイド変更の注意点

・誰なのか分からず仕舞いは基本NG
基本は、です。中には推理小説などがありますよね？
それの犯人サイドなどは誰なのか分からない方が面白い場合があります。

・唐突な変更
例えば、

俺は、待ち合わせ場所へと急いだ。
●●さん遅いなぁ。
僕はもう、一時間前についたというのに。

一人称が俺のキャラクターから、僕キャラクターに変わりました。
ですが、これでは唐突すぎて違和感しか残りません。
ページが切り替わる時にサイドを変えると分かりやすくなります。

・どのキャラのサイドが良いか
例にあげると、ツンデレのキャラクターがいたとします。
主人公のA君は、ただただその子が自分を嫌っている、と思っている場合。

このような場合になったときは、大チャンスです。ですが、書き方によってこのチャンスが崩れることもあるので注意を。
この状況になった場合は２つの書き方があります。

一つ目は、読者をも欺く方法
主人公にサイドを置くと、読者はツンデレの子がただの冷たい子だと捉えます。
そしてしばらくしてからツンデレの子にサイドを置くと、読者はただの冷たい子じゃなかったとここで初めて気がつきます。
このテクニックが使えれば確実に文才はあります。

二つ目は、読者を理解者にする方法
ツンデレの子にサイドを置いてみましょう。すると読者は、主人公に対して「本当はいい子なんだよ！」と、言いたい気持ちにかられます。
ですが、自分は小説内に入ることはできない。主人公に託すしかない。
すると、自然と続きが読みたくなってくるのです。

両方使いこなせたらかなり凄いです。

ここで、気がついたでしょうか。サイドは、読者をサイドを置いたキャラクターになりきらせる効果があります。

ざっくり言うと、この効果を使いこなして読者の読みを欺くんです。

読者は自分が想像していない、そして想像より面白い展開に進むと、より小説にのめり込んでくれます。

そのために必要なカギが、サイドとなります。

興味を惹かれるタイトル、厚くて設定までしっかり作り込まれた内容、読者をも欺くサイドの切り替え。

この三拍子が揃ってしまえば、大人気小説間違いなしです。