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このサイト内で稀に見かける


『死にたい』


という言葉について、


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胸の内を明かさせて頂きます。


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尚、当ホムペは死や病気等に関する内容の為、

決して、読んで気持ち良いものではありません。


了承の上の閲覧を願います。


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また閲覧後、気分が害されたと申されましても

当方、一切の責任を負えません故、


閲覧は自己責任でお願い致します。
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『死にたい』





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その言葉を口にした事のある方、





なぜ、そう思うのですか?





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私は数年前、





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脳に疾患が見つかり





命に関わる病気ではありませんでしたが





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治療の為、地元から離れた大きな病院に入院しました。





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当時はまだ小学生で





病名を言われても理解する事など出来ず、





訳も解らぬまま、一人で病室に寝たきりでした。





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治療後は出来るだけ安静に、





と言われ





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お手洗いに行くことさえ許されず、





ただただ横になっているだけ。





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家族と過ごせる時間もほんの僅かで





小学生の私には精神的にきつい日々でした。





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もちろん院内には他の患者さんはおられますから





携帯等の使用も禁じられ





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連絡手段といえば公衆電話だけ。





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そんな孤独な日々に少し慣れつつある頃、





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院内で友達が出来ました。





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その子は同い年の男の子で





院内学級で知り合いました。





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友達がいる、ということは私にとって大きな心の支えでした。





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私の病気はそれ程重度のものではなかったので





治療を続ける内に



少しずつ良くなって行き、





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遂に退院が決定しました。





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そして退院後の定期検診に行った際、





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彼のお見舞いに行きました。





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彼は前会った時と変わらず





明るく、前向きに生きていました。





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それから数週間後。





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三連休だった為、どこか遠出でもしようかと話していた時でした。





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母親が、





急に深刻な顔で話を切り出しました。





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それは、





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仲良しだった彼の訃報でした。





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信じられませんでした。





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いえ、





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信じたくありませんでした。





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ちょっと前まで元気だったのに、って





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普通にお喋りしてたのに、って





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その人がもう、





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息をしてないだなんて、





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もう二度と





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喋ることが出来ないだなんて、





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幼い私には





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重すぎる現実でした。





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私は母親と一緒に





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お通夜に出席しました。





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彼の両親が流す涙に





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胸が痛くて





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掛ける言葉が見つかりませんでした。





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私は初めて





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人の死を知りました。





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その時はどんな言葉も耳に入らなくて





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心に





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ぽっかりと穴が空いたようでした。





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あんなに一生懸命生きてたのに、って





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何にも悪い事してないのに、って





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不公平な神様を恨みました。





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でも、





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生きたくても生きれない人はもっとたくさんいるんです。





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『生きたい』





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そう願う人がたくさんいる中で





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『死にたい』





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その言葉を発する人を





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見逃す事は出来ませんでした。





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もちろん、





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軽い気持ちでその言葉を口にした訳ではないことくらい分かっています。





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その人にはその人の思いがあって





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悩んで苦しくて痛くて耐えて





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それでも抱えきれない事があって





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その思いが募り募って





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『死にたい』





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その言葉に繋がったのかもしれません。





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その人にはその人なりの苦しみがあるからこそ、





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その言葉を簡単に否定することが出来ないことも、





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分かってます。





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でもお願いです。





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『死にたい』なんて、言わないで下さい。





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死んでもいい人間なんていません。





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どんな人も





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かけがえのない、尊い命の持ち主なんです。





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生きたくても生きれない人もいる。





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もっと言えば





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生まれて来れなかった命だってあります。





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だからこそ、





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自分が今生きていることを





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誇りに思うのです。





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こうして一瞬一瞬を過ごせていることが





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何よりの幸せなんです。





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『死んだら楽になれる』





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なんて、





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誰が言ったんですか。





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死んだら楽になれるかなんて





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誰にも分かりません。





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だって死んだことのある人間なんていないんですから。





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例え死んで楽になれたとしても





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今度は周りの人に苦しみを与えます。





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私は親にも、友達にも、





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たくさん迷惑をかけて生きてきました。





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誰かの役に立てたことなんて、





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一度もないかもしれません。





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でも、





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だから、





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自ら命を投げうって





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最後の最期まで周りに迷惑をかける人生なんて





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嫌です。





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どうせなら





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誰かに必要とされる人生がいいです。





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いつ死ぬかなんて分からない。





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もしかしたら明日死ぬかもしれないし、





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60年後、70年後かもしれない。





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それならば





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それまで一生懸命生きていたい。





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一度くらい誰かの役にたって、





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悔いのない人生にしたい。





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『自分なんて、誰からも必要とされていない』





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そう思ってる人だって





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いつかきっと、誰かに必要とされる日が来ます。





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今すぐじゃなくても





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一生懸命生きていれば





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いつか必ず、認めてくれる人が現れます。





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だから諦めないで。





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自分が今出来ることを





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精一杯、やって





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前を向いて。





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それが報われるとは限らない。





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でも、





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何もしなかったら何も変わらないんだから。





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それなら





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しっかりと、





今日を生きていたほうが





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後から振り返って





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後悔はないはず。





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そう、私は思います。





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今は辛くても、





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辛いこと、苦しいことがあるから、





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ちょっとしたことが幸せに感じるんです。





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だから、





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『死にたい』なんて言わないで。





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それが





私の伝えたいことです。





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長文、乱文失礼致しました。





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そして





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最後までお付き合いありがとうございました。





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2012.11.22





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追記





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コメントがたくさん寄せられていることに





すごく、すごく





驚きました。





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個別に返信出来なくてすみません。





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まず、『ありがとう』と言って下さった方へ。





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こちらこそ、ありがとうございます。





そのコメントに、



たくさんの元気を頂きました。





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私の考えに意見を下さった方へ。





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ありがとうございます。





そして不快に思わせてしまったらごめんなさい。





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決して『死にたい』という言葉を口に出す人を





責めるつもりなんてないんです。





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もっと、自分を大切にしてほしいんです。





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『どうせ自分なんて…』





その言葉を見る度



悲しくなるんです。





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ここから先は単なる私のエゴイズムでしょう。





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でも、



まるで自分に失望したような言い方が





どうしても、嫌なんです。





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自分は、





世界中に一人しかいないのに、





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そのたった一つの命を





まるで無駄だというような言い方をしている方をみると、





どうしても悲しくなるんです。





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心の底から、死にたいと願えば、





それを実行することなんて簡単です。





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でも心の底から生きたいと願っても





出来ない人だってこの世にはたくさんいるんです。





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死にたいと思っても死ねないのは、





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まだ心のどこかに生きたいという気持ちがあるんじゃないですか?





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怖いんじゃないですか?





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まだこの世にやりたいことや、やり残したことが、





あるんじゃないですか?





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もしも、そうだったら





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もう少し、





頑張って生きてみるっていうのも





有りだと思います。





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自分をまだ、





この世に踏み留めている何かを





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考えてみることも





いいと思います。





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宣伝の件に関してはご自由にどうぞ。





これは強制ではありません。



あくまで私の考えです。

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歌い手好き - そう思ってくれている人がいてとても嬉しかったです。少し生きてみようって思えました、前を向こうとおもえました、ありがとうございます。 (2022年10月5日 22時) (レス) id: be5ba3ea5c (このIDを非表示/違反報告)
乙桜☆Sakura - なんでだろう、、、目から水が。 (2022年3月19日 17時) (レス) id: 99a656ca9c (このIDを非表示/違反報告)
つぶらい珈琲 - おばあちゃんになっても、推しを好きでいつづけたい。それが自分の答えです。 長文失礼しました (2021年11月20日 23時) (レス) id: 92b02b60ba (このIDを非表示/違反報告)
つぶらい珈琲 - 茜色さん» 自分も過去に死を意識したことがありました。でもその状況を救ってくれたのが今の推しだった。それは今もそう。何かあっても推しの存在がいたから頑張れたこともたくさんあった。だから、これから先もずっと推しを見ていたい。ファンのみんなと語り合いたい (2021年11月20日 23時) (レス) id: 92b02b60ba (このIDを非表示/違反報告)
つぶらい珈琲 - 茜色さん» 人はなぜ生きたいと思うのか。それはわかりません。だって生きたい理由なんて人それぞれですから。僕だったらこう言います。『推しがいるから』側から見れば『なんだ、それだけか』と思うかもしれませんが、自分にとってすごく重要なことなんです (2021年11月20日 23時) (レス) id: 92b02b60ba (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:永祈 | 作成日時:2012年11月22日 12時

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