あとがき

たくさんの作品を作った気もするんですが、活動期間は約半年で短かったと思います。



それでも、此処に居る時間はとても有意義な時間で友達とのチャットも楽しかったです。



PCを見てにやけていたかもしれませんね。



という話は置いといて。



最初に夢小説を書こうと思ったとき、此処を選んだのは小中学生の方が多かったからです。



私もそうでしたが、その頃って思春期や反抗期やらでたくさんたくさん悩みを抱える時期なんじゃないかなって思うんです。



友達や家族とのいざこざや、自分の存在意義で頭を悩ませることって誰にでもあります。



だけど、そこから手を差し伸べてくれる人が見つからなくて死にたいとか涙を流すことだってあります。



一人ぼっちが悲しいのは、自分だけじゃないです。



私だって一人ぼっちは寂しいです。



私はずっと、人の痛みに無頓着でたくさんの人を傷つけました。



そして大切なものを失くしました。



それは、私がたくさんの人を傷つけたことへの見返りでした。



失くすと同時にそれがどんなに大事なものだったか気付きました。



もう手に入らないと悟りました。



結局、誰にも愛されていなかったことを知った私は何度も何度も死を試みました。



それでも、またいつか心の底から笑える日が来るんじゃないかって何度も何度も希望に縋っていつも踏みとどまってしまいました。



そんな中で、何も言わなかったのに私の痛みに気付いてくれる人に出会って私はその時初めて



“自分もだれかを傷つけるんじゃなくて誰かに優しくできる人間になりたかった”



と過去を悔やんで涙を流しました。



今更。



なのに、“誰にも愛されなかった自分”より“誰も愛さなかった自分”が酷く悔しかったです。



私には、闇夜から私を救い出してくれる人が居ました。



だけど、それが皆に居るとは限らない。



だから、私は自分が救ってもらったように誰かを救いたいっておもったんです。



口で言うことは簡単です。



私の小説は私の遺言だというのも嘘ではありません。



それでも、もし私の小説を読んで



“明日まで生きてみよう”



“少しだけ他人に優しくしてみよう”



“家族に感謝の言葉を伝えよう”



“誰かをこんな風に想いたい”



そんな風に思って貰えたら嬉しいです。



そう思ってずっと私は執筆してきました。



このサイトでの執筆は終らせてもらいますがまだまだ夢小説は書きます。



http://id15.fm-p.jp/464/shedtears02/



新作の激切土方夢や短編。



このサイトでの作品もリメイクして公開していくつもりです。



執筆中のまるでダメなオトナの恋はこちらに移転。



鬼兵隊の楽しい(?)日常については辞退させて頂きます。



こみゅ〜は後日退会させて頂くので残しておきたい作品をお気に入り作者のみにしている方などございましたら、この機会にお気に入り登録を。



たくさんの方々に、ありがとうございました！！



宜しければ、移転先でもよろしくお願いします！！



最後に…



この世界は、“自分の為だけに用意された世界”では決してないけれど。



この世界には“自分を必要としてくれる人”が必ず居るから。



だからきっと大丈夫。



止まない雨がないように。



終らない絶望だってないから。



涙(H24,09,17)