響き渡る断末魔【進撃の巨人】

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はいｯｯｯｯｯ！！！

時雨サトでやんす！！！

この短編小説はリハビリ用に書きました！

なのでプロローグとか無いです！

何巻かの偽予告の話を書きます！

それでも良かったらどうぞ！

【注意事項】

・荒らし等はお帰りください

・誤字、脱字がありましたらコメ欄でのご指摘よろしくお願いします

・久しぶりに書くので書き方を忘れました←

それは夜、静寂に包まれた中で起きた事件だった。

アルミンは廊下を歩いていた。教官に呼ばれ、寮に戻るところだった。

左右に別れている廊下を左に曲がり、階段を登る。

アルミンは階段が苦手だった。幼い頃、一度だけ落ちた事があったからだ。

その時は無傷だったが、今思えば骨折してもおかしくなかった状況に身震いする。

まぁ今はある程度大きくなったし、設置されている板をちゃんと踏めば落ちる事はない。

そんな事を考えていた一瞬の隙に、そこあると思っていた板がない事に気づいた。

空中に舞っていた足が階段に叩きつけられた。

その後、すぐにやって来る痛みにアルミンは目を見開く。

「ああああああぁぁぁぁああ！！！！！」

痛みに悶えていると、どこからか悲鳴に近い声が聞こえてきた。

それが何なのか、アルミンは知る余裕が無かった。

──────────────────────

次の日の朝、食堂がいつも以上に騒がしかった。

だけど食堂が騒がしいのはいつもの事だし。

僕には関係ないと思いながら席につく。

「よぉアルミン！コニーから聞いたか？」

エレンが隣に座ってきた。

「やぁエレン、どうしたの？」

そう言うと、エレンは目を輝かせながら口を開いた。

「昨日の夜、コニーが断末魔を聞いたんだとよ！男にも女にも似つかないような声らしい！」

「だから寮に幽霊がいるなんて話題で持ちきりなんだ！」

目を輝かせたエレンを前に、それは僕...とは言えなかった。

その後アルミンは自身が断末魔だという事は誰にも伝えず、早く事が過ぎ去る事を願った。

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