もしも異世界に召喚されたら。

ー我々の巫女になっては下さいませんか？ー

それは数時間前の事だった。

私は七瀬水津！え？誰に紹介してるって？誰だろうね。そういうお年頃なのよ。えぇきっとそう。只今ぼっち学園生活してまーす。友達なんて、、、いらないしね。隣から妄想してた方が楽しくない？。ー主人公なんて柄じゃないー
今年の劇もやっぱ主人公は神崎さん。すごい主人公オーラ。私なんてヒロイン、いや、モブなのに。やっぱ世界って顔ね、ま、神崎さんは顔も良し性格良しだから仕方がないね☆因みに私は裏方。さて今年はどんな妄想が出来るのかしら。

えーとあの、神崎栞は只今非常に困っています。主人公おめでとうございます。騒ぎなの。うーん、私なんかより七瀬さんの方が可愛いよ！絶対に！普段はあんな格好だけど素顔は絶対に可愛いはず。それに私は、、、
ー私が注目されるなんて絶対に可笑しいー
あ、、れ？なんだろう廊下が、、、割れている？図書室に本を借りに行った帰りだったはずなのに。あれ？七瀬さん！「助、け、て」て言った。そして七瀬さんは私の手を取ってくれた、、、だけど、この穴に七瀬さんと私神崎は落ちていったのだ。

え？この本の名前を聞きたいって？もしも異世界に召喚されたら。