可惜夜のサニタリウム【弥勒院ひなぎ】で作成

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:60 hit

可惜夜のサニタリウムのテンプレートです。
()は消してください。

【名前】弥勒院(みろくいん) ひなぎ

【年齢】14歳(中学3年生)

【性別】女

【寿命、死因】
寿命：16歳(残り2年)

死因：原因不明の奇病
ある日扉を開ければそこには小さな水たまりが一つだけ。彼女の姿はどこにもない。そういえば、今日で雨は3日目だ。

雨の日だけ全身が段々と透けてゆく病気で、最後には全身が透明になり苦しむこともなく亡くなる。消える際にその人がいた場所には小さな水たまりができる。一日中雨が降っていてもようやく半身が透ける程度。雨が止めば一瞬で身体は元に戻る。降っている雨の量で透化するスピードは変わらない。世界でも珍しく、今まで発症した人はわずか数人。治療法は不明。

【容姿】

(まいよメーカー様より)

身長は145cmと大幅に平均を下回る。

淡い紫色の髪に、紫と赤のオッドアイ。

オッドアイであるのは、以前事故に遭い、その際に右目の視力を失い義眼をはめたため。高貴な色である紫を忌み子の娘にこれ以上身に付けさせるわけにはいかないと両親が渋った結果、死の色である赤の義眼を付けさせた。

それ以降、彼女の身に付けるものは決まって赤いもの。紫は身に付けたがらない。

【性格】
穏やかであまり声を荒らげることをしない。控えめながらもグイグイ行くタイプなので、見た目で安心しきっていた人見知りさんや一匹狼さんなどはギャップで驚いてしまう。ゆったりした話し方なので余計に。怒られたやつは何をしたんだというレベル。

寂しがり屋。ずっと一人でいることに耐えきれないため、実家から連れてきたテディベアの“ベアトリス”と遊んでいる。時々誰もいない部屋から声が聞こえるとか聞こえないとか。

おかしな日本語を使う。幼い頃から喋ることを制限されていたため、まともに言葉の勉強をしてこなかった。そのため、記憶にある両親や周囲の大人の言動を繋ぎ合わせた結果、同じ言葉を2回繰り返すような謎の話し方が定着した。意味は通じるので問題ない。

感受性が豊かで、誰かが泣いていると泣いてしまうし、誰かが笑うと笑顔になる。

若干天然。お菓子作りの時に別のお菓子の材料を持ってきてしまうことが多々ある。そのときはその材料でできるお菓子を作る。取りに行くのはめんどくさいので。

未だ両親の言いつけに縛られており、前述の通り、断固として高貴な紫のものを身に付けようとせず、頑なに赤いものを身に付ける。怒られると喋ろうとしない部分も影響されている。

【SV】
「初めまして〜。弥勒院ひなぎと申しますです〜。よろしくお願いしますですね〜｣
「いえ、いえ！私がお役に立てているのなら、それは幸いですね〜？｣
「いくら私が優しいとは言ってもですねですね〜、仏様のお顔も三度までですですよ〜…？｣
「あら、あら…とっても悲しいことがありましたですね〜？私も悲しくなるですですよ〜…｣
「この子はテディベアの“ベアトリス”ですです〜。おうちから持ってきましました〜！｣
「今日はマカロンを作りますです〜。…？私ってば、うっかりプリンの材料を持ってきてしまいましでした〜…？｣

【備考】
好きなもの：太陽、テディベア、もふもふの動物
嫌いなもの：雨、虫
特技：お菓子作り
趣味：お茶会

奇病はわずか7歳の頃に発症。とあるお金持ちの家の令嬢だったが、5つ上の姉に能力面で大きく劣り、病弱だったことや奇病のその気味の悪さもあって家族を含む周囲の人間からも疎まれていた。姉にも長い間いじめられていた。そのため、寿命が残り8年だということを伝えられると、すぐさまサニタリウムに入ることを決めた。
雨の日は必ずと言っていいほど誰かのそばにくっついている。もしも消えてしまった時、自分がそこにいたということを誰かひとりにでも認めて欲しいから。

【作者名】竜胆

.

ホムペを作る｜感想を書く
 他の作品を探す