作者の書く作品が好きな方くらいしか読めない自分語り

【初めに】

どうも、作者です。
占ツクを見始めて8年。
書き始めて5年が経ちます。
占ツク小学生を卒業できるくらいにはなってしまいましたね。どうしてこうなった。

現実でも私はよく喋る方(特に語り)なので、作品ではあまり自分を出さないようにしています。出しすぎたら書き始めて半年くらいのあの暗黒時代の時のように「作者の部屋」とか作ってしまいそうになる(震え声)


【夢小説への情熱とは？】

単刀直入に言えば、今の私は自分が好きなように書いてます。
昔の私は少し野心はありました。人気でろ〜とか、自作自演もしてた記憶もあります。(とはいえ、GoogleとYahooで評価数を２、３増やすくらいのしょうもなさだけど)

今は全くないですね。マジで。ただ、人気が出たらめっちゃ喜びます。

「え！？私の性癖みんなに刺さってんの！？ウケる！！」

って感じで周りにもドヤってます。ドヤァ。

話を戻して、私は「その子」にしか生み出せない話を書こうと努めています。



例えば「真実からは逃げられない」。

あの作品は中学の時、友達と一緒に帰ってる時に閃いた作品です。

「目を見て心を読める、とかの人っているけど、目を見て相手の文字が流れてくるって人おらんくない？」

となり、それは人生苦労しそうだなーと、夢主ちゃんの人生を辿っていきました。

そこから、「目」ということと、夢主ちゃんの人生を変えてくれる人、ということで相澤先生が相手なのがいいと思いました。


例えば、作中で出てきたマイクと公園で出会っていたら、YOUちゃんは救われていたでしょうか？

担任の先生と話す前、相澤先生は公園で出会っていない、面識のない夢主に声をかけることはなかったのではないかと思います。
声をかけていたとしても、担任と話している時に来ることは無かったでしょう。


マイクでもミッドナイトでも、オールマイトでもデクでも爆豪でもない。

個性を消せる。
目を使うという共通点。
そして、相澤先生の不器用な距離の作り方。

他にも沢山ありますが、こういう相澤先生でないと起きない出来事が詰みかなさり、あの作品ができたのです。


もちろんこれは一例です。ぶっちゃけ全作品それぞれホームページ1作品分を使えるくらい語れます。なんなら自分の作品を「天才か……？」と言いながらよく読み返しています。



【人の作品を読んでない】

昔は読み専だった私は最近ほとんど占ツクで二次創作をたしなんでません。書き専になりました。多分中2くらいの時かな……？

理由はシンプルです。

面白い作品が少なくて、ランキング漁っても時間が勿体なく感じたから。

炎上する？マジ？いや、ちょっと理由聞いてくださいよ(早口)


もちろん面白い作品はあります。ただ、あまりにも分母が多いのと、占ツクの年齢層が低い。
つまり、面白い作品が少ないのは、年齢層が低くて小説を書き始めたばかりの人が多いからです。

だから、人の作品をクソとかゴミとかは思いません。きっと書いているうちに立派になっていくし、私も書き始めは面白くない小説を書いてました(あまりにも黒歴史で消したりパス制限掛けてますけど)


ただ、ここ占ツクで書き続けても、残念ながら上手くかけるようになる人はひと握りです。

理由は単純明快で、面白くなくても人気が出るから。

ｴｯｯｯな題材、ヤンデレ、生理ネタ、最強、逆ハー、クロスオーバー、あとなんですっけ……

とにかく、界隈にもよりますけど人気ネタというのは一定数存在します。

そのネタを書くのは悪いことでもなんでもないですし、私は最強ネタとかクロスオーバー好きなのでラノベとか普通に読んでますよ。ワンパンマンとか盾の勇者とか好きですし。

しかしながら、内容も描写も何も考えず、ただ「推しといちゃらぶしたい」という夢小説が評価されてしまうので、小説としてはイマイチ読み応えが内容に思えるんですね。

「スター作者でもないお前が何を語っているんだい！？」

「夢小説ってそんなもんだろ！嫌なら純文学よめや！」

となる人もいますでしょう。えぇその通りですとも。だから言ったでしょう自分語りだって！！！(憤慨)

冗談はさておき、私と同年代、いえば高校生より上になってくると、私と同じような感性を持ち始める人が多いと思うんです。中学生にも一定数いるとは思いますけど。

夢小説読みたい！でも地の文がしっかりしてて欲しい！ちゃんとストーリーとして読みたい！なんなら夢主とかじゃくて、推しと推しにふさわしい女の子がイチャイチャする話が読みたい！(これ今の私)


そんなひとはどうするか？


もちろん、pixivに行きます。(多分)(恐らく)(私の見解では)


私もなんなら別名義で少し投稿しています。界隈は狭いですけどそこそこ反応もらえてﾆﾁｬｱしてました(女攻めがウケて嬉しいの図)


pixivはしっかりしてます。理由は年齢層が高いからです。
ちゃんとした作品が評価されやすいです。もちろんそこにも人気ジャンルがバズりやすい、というのはありますが、それでもちゃんとお話があるものが占ツクより比較的に多い。そこが決定的に違います。

それでも、占ツクにはちゃんと面白い作品があります。最近私がブクマした2作品はとても面白かったです。ランキング1位を独占しててくれて嬉しいなぁ！！とﾆﾁｬﾘました。



【面白い作品って何？】

これも完全に価値観によりますね。

ただ、私が思うに、起承転結の結びがしっかりしていたら面白いと思います。


最強ものを例にあげると、あれも簡単に言えば「赤子相手に本気で腕相撲を仕掛けて勝ち続けてどやってる大人」みたいなもんです。最強なんだから勝って当たり前。ただ弱いものいじめをしてスカッとしてるだけ。


でも、その最強になるまでの苦しい、努力した過程があったり、最強でも人間関係やこれからの人生において苦難が待っていたり、その人自身に欠陥があったり……

そういう「抜けている」部分があって、そこをどう掘り下げるか、という所で小説の面白さが決まってくる気がしてます。



【面白い小説を書くに当たって】


私の小説は面白い(自称)です。

そこで、普段どう意識して書いているかを教えちゃいます。誰得なのか知らんけど。もし夢小説書いてみたい、と思ってる方がいれば是非参考にしてみてください。



……とはいえ、私は思いつきで書くタイプですので、書く方法も何もありません。プロットも書かねぇし、ノリでうわーーーーーってメモに書き溜めてます。


そんで頭の中の妄想を全部書いて、書きながら「あ！多分2人はこういうことするわ！」みたいな感じで、「作る」というより「思い出す」イメージで書くと、自然な物語が書ける気がします。多分。


そっからは描写の仕方ですね。そこはもう小説読んでくれとしか……(書き方とは)

でも小説はいいですよ。最近は読めてないですけど、重松清さんとか上橋菜穂子さんが私は好きです。重松清さんの青い鳥は最推し小説ですのでぜひ。


描写で言えることは、直接的に書く時と間接的に書く時、つまり直喩か隠喩かは意識したらいいと思います。


「彼女は鳥になったみたいだ」


「彼女は、鳥だ」


だと、文から読み取れる印象が違うと思います。


「今日は雨が降りそうな雲だけれど、雲の隙間からはひょっこり顔を出すように太陽がちらちらこちらを見ているみたいだ」


「今日は太陽が雲の隙間からこちらを睨みつけている。この雲は、雨が降る雲のようだ」



こういう感じで、言葉の意味を逆に持ってきたり、直喩から隠喩にしたり、覗き見る、という行為をチラ見から睨むという言葉にするだけで、肯定的な文から否定的な文に出来ます。


日本語って面白いね！




【無限にネタが浮かぶ苦しみ】


昔からなんですけど、ネタに困ったことがないんですよね。マジで困る。
何が困るかと言えば、全部書きたいんです。でも時間が無いんです。困った。


ネタと言えば、私はこの世の全ての作品がパロディだと思ってるんですね。
というのも、今まで見てきたものしか書けないんですよ、人間って。
創作で0から1を生み出す！とはいえ、今までの経験を全てばらしてくっつけただけですし。

もし「自分らしいものが作れない」と嘆いている方がいれば安心してください。意外とみんなパクってます。

ネタが思いつかねぇよ！って人もいると思いますが、多分考えすぎなんじゃないんですかね、知らんけど。


生活のふとした疑問や感情の起伏をインスピレーションにするんです。

最近だとクラスで男女がうるせーので、男女のカップリングが地雷のGLBLオタクの女の子の話が思いつきました。あと天然人たらしの話とか。


か、書きてぇ〜！！！！！

頭の中の妄想を全て字にするかアニメにする機械欲しい。




【突然始まる！ネタバレなしの私のこの作品こういうところ面白いよ！のコーナー！】


脳無の子【ヒロアカ】


まずはトップバッター脳無の子！
これはマイクが好きすぎるあまり夢小説描こう！となってました。まぁいつものアレです。勢いです。
しかししばらくどんな子がお相手がいいか降ってこないまま数日が過ぎました。

ある日突然、「脳無って子供できるん……？」と思いました。なんか実験施設とかにいるし、脳無って全員が完成体な訳じゃなくない？じゃあほぼ人間で理性を保った脳無とかいるのでは！！？？となりああなりました。



個人的に良いポイントとしては、女の子が完全に未知の生命体であった事ですね。そしてマイクは絶対面倒見いいんですよ……わかる人には分かる。そして人の大切にする度合いがすごい。

後は2人の掛け合いですね。こう、親子としてと、人間と人間のような生き物、という関係が好きで……あの二人の関係を家族と捉えるか、恋人と捉えるか、親友と捉えるか、は人によって違うんじゃないでしょうか。



個性が海外のものであったり、寿命関係の話は、当時は割と捏造というか理論的に考えてそうじゃね？と思ってたものが最新話で意外とハマってたりしてた事が分かってうれしかったですね。



世界観というか、私の描く夢主像やオチ含めて結構人を選ぶと思うんですけど(というか真実くらいから私の小説ほとんどひねくれてる)、最初の方から色んな人に見て貰えててありがたかったですね。何故か更新し終わるのに1年くらいかかってましたけど……。

そして謎にまたランキング入りしたりしてもらって、ここまで色んな人に見てもらって感動した、と言って貰えてる事が驚きです。めちゃくちゃ嬉しいですけど！！！






ダチュラなピアニスト【心操人使】


結構最近の作品ですね。友達に心操くんガチ勢画いて、気づいた時には私も落ちてた。それだけです。


私この2人好きなんですけど！！！今までの作品の中でもトップクラスに好きな2人です。まぁみんな好きなのでミリ差ですけど。


というのも、その頃ピアノよく弾いてて、ピアニストの話が書きたいと思った時期に心操くんの魅力を知ってしまったわけです。そこから、心操くんって芸術で感動するのか……？と考えました。

多分心操くんは、自分と似たような完成を持つ人の演奏になら惹かれると思いました。ので、そんな素敵なピアニストが夢主だったわけです。

夢主もまた然り、同じ感性を持つ心操くんに興味を持ち、という入りがまず良い。そこから夢主がグイグイいっているのも、グイグイこられたら多分断れない心操くんの優しさが表れててとても良いです。

本編では心操くんはよく人を挑発し個性を使おうとしていますが、それは人に言われたら嫌な言葉を知っているということなんですよ。
それは、人に何を言ったら喜ばれるかも知っているということに等しく、また人の感情を読み取ることが上手いということなんです。

そして人の感情も読み取れない、空気も読めない正反対の夢主。この僅かにかすれて噛み合わない2つの歯車の描写が良いんですねぇ〜！！！









〈語りたいこと思いついたら随時更新していきます〜〉