忘れっぽい私が過去の事を忘れないようにとある物語を書きます

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☆

これは、私がうつ病になった経緯やらなんやらをのせます！

えっとですね、皆さんなんでそんなことするの？
って思いましたよね？ね？！

実はですね！私って極度の忘れ屋で、
数分前のことも全然思い出せないんですよねー！

だからですね、ちょっと、
何があったか忘れない内に書いちゃおうということで！

あ、評価機能は外しとくので大丈夫ですよ！(？)

え、小説にしとけよって？
だって文字数少ないもん((←

…あ、ちょっとリスカの話とかあるので、
苦手な方はブラウザバック！です！！

あと物語風に描きます！
『』←これ作者です！

口調は現実よりちょっと変えてます！

ちょっと人によっては嫌な表現あるかもです！

出演してくださった方
・Aちゃん、友達の皆
・自慢人間(笑)
・男子の先輩
・家族
・【僕】
・？

ではでは、本編の方どうぞ〜！

☆

｢でさ〜！それでね、
わたし昨日すっごい高い焼肉食べたんだ〜！｣

…また自慢話。それ一昨日も言ってたじゃん。
何？君の家って週に4回くらい焼肉食べるの？

『…良かったね！』

｢でしょ！それより、優唖さんって、かわいいよね！｣

…また、これだ。

『ううん、私なんかより君の方がかわいいよ！』

この前、ありがとうだけ返したら、
は？って顔されて違う友達のとこ行かれた。
…自己中の塊か？

｢え！そんなことないよ〜！優唖ちゃんの方が＿｣

…こうやって、私の休み時間は終わる。

先生｢…あれ？優唖さん、提出物は？｣

『え、提出物ありましたっけ？
あはは、すいません！忘れっぽくて…』

クラスから笑い声が聞こえる。
自分がこの嘲笑の中にいるような気がして嫌になる。

先生｢はぁ…中学は、
忘れっぽいで済まされないんですよ？
次は絶対持ってきてくださいね？｣

知ってる、そんなこと知ってるよ。
知らないというか常識の範囲内だろ？それ。

…忘れた私が言える事では無いだろうが。

『あはは〜…すいませーん！』

…また、笑い声。何回聞いても、もうウンザリだ。

部活の時間だ。正直、この時間は気が重い。
私は芸術部に入部しているのだが…

『失礼しまーす！』

｢あ、優唖ちゃん！
…あの子の自慢話、今日は大丈夫だった？
嫌な事があったら、吐き出していいんだよ？｣

この子はA。唯一と言っていい程、
私の話を聞いてくれる。本当に良い子だ。

『もう〜今日も焼肉の話だったよ〜！
あの子の家どんだけ焼肉食べるんだよ！！w』

｢それは…大変だね…w｣

『笑ってんじゃん！もう〜！w』

｢そっちこそ〜！！w｣

Aと雑談を交わしていると、
毎回私の近くにいる男子の先輩が、
背中をトントンと叩き、同じ話題を繰り返す。

｢ねぇ…俺の家庭マジで崩壊しそうなんだけど〜｣

『…そうなんですね！でも、慣れたんじゃないですか？』

｢でもね〜｣

…この人はもう適当にあしらっている。

理由は簡単なのだが、
過度のボディタッチをしてくるこの先輩に、
私は嫌悪感しか抱いていない。

…そして、この先輩は情緒が不安定で、
私の姉が私と先輩の間に接触禁止令を出すほどだ。

接触禁止令を出したところで、先輩の行動は、
何1つ変わっていないのだが。

ニコニコとした笑顔を貼り付けながら相槌を打つ。

この笑顔も、いつまで持つのだろう。

部長｢さようなら。｣

｢｢｢『さようなら〜！』｣｣｣

…家に帰る帰り道も地獄だ。
男子の先輩はまだ付いてくる。
遠回りしてまで私に付いてくる。

この男子の先輩は、姉の事が好きらしく、
外堀から埋めていこうとしているのだろう。

でも、逆効果だ。

私は同級生の友達と一緒に話しながら帰りたいのに、
自分の話しかしない先輩が入ってくると、
友達は終始無言になってしまう。

私は、嫌だったら、無理して一緒に帰る必要は無い、
と言っているのだが、別に大丈夫、
と一緒に帰ってくれる友達もいる。

でも、余りにも申し訳ないので、若干早歩きで、
友達が付いてこないように、迷惑を掛けないように…

私はあの先輩と帰らなければならない。

先輩とはUndertaleという
ゲームの話題をたまにするのだが…にわか感がすごい。

英語のundertaleを見たのかは知らないが、
フラウィーと言うキャラクターを、
フラウリィーと言ったり
キャラ設定を勘違いしていたり、
もう悲惨な事になっている。

こんな事を気にする私の器が小さいだけ…
なのかもしれないが、話を合わせる私の気にもなって欲しい。

『ただいま』

｢｢おかえりー！｣｣

家に帰ると、家族が温かく迎えてくれる…
という訳でもなく、ウチの家族はいわゆる
ゲーム1家だ。家族全員、祖母から私の弟まで、
全員がゲームなどの電子機器を触っている。

…正直、飽きた。

私はカバンを適当に放り、スマホを触る。

用意は明日の朝でいいや、と、
どうしても思ってしまうのだ。

…こういう事をするから、
手紙を出すのが遅れてよく怒られる。

後、ウチはもう1つ秘密…
にしている訳でも無いのだが、
他の家とは少々違うところがある。

『ん、今日の配信はー？』

｢スプラかなー｣

｢えー、またスプラ？w｣

｢優唖もやるよな？｣

『…うん。』

それは、数百人chのYouTuberと言うこと。
最初に出てきた某自慢人間(笑)にこの事を話すと、
私もやろうと思えばできるし…！と言っていた。

いや、君の家Wi_Fi繋がらないって言ってたじゃん。

さっきの文面で察した人もいるだろうが、
私はYouTuberとして活動するのが正直好きではない。

理由は、なんだか家族っぽく無いからだ。

いや、確かに家族…血が繋がった家族なのだが、
YouTuber内では、家族というより、
仕事仲間という感じがして嫌だった。

そして、その配信で視聴者の対応をするのが、
言い方は悪いかもしれないが、面倒臭い。

自分の話しかしない小中学生や、
初心者のフリをする人達がいる。

前者の方はたまにタイムアウトという
退場をくらうから私はどうでもいい。
が、
後者は論外。何がしたいのか分からん。

…まぁ、こんな感じで私は配信が余り好きじゃない。

数年前の私なら優越感に浸っていただろう。
私の小学生時代は本当にクズだったと自分でも思う。

強いて言うなら、最初の某自慢人間(笑)と変わらない。

でも、今は客観的に物事を見ることができる。

中学に入ってから色々な努力した…いや、違うな。

努力はしていない。
だって私は努力が出来ないから。

なんでも楽な方向に進もうとする私に、
努力なんてできるはずが無い。

さて、そろそろ晩御飯の時間だ。

｢今日も弁当買ってきたから、温めて食べてね。｣

『…うん。』

…YouTuberになってからというもの、
母の手料理などは出てこなくなった。

冷凍食品、弁当、外食、デリバリー…

他の人から見たら羨ましいのかもしれない。
だが、私からしたらこれも地獄の一環。

『…いただきます。』

無言で食事を食べ終わり、
片付けもせずにスマホを触る。

また…当然、怒られる。

でも、これでいいんだ。

母さんと触れ合う時間など、
この程度しか無いから。

YouTubeをしているせいで、
母はいつもパソコンの前で生活する。

仕事に行って、帰ってくればパソコン。

そんなのが、もう、日常になった。

就寝の時間だ。

『…おやすみ。』

｢おやすみー！｣

私は何もすること無く普通に寝る。
だが、姉は弟を寝かさなければならない。

何故かって？母がYouTubeで忙しいからさ。

姉は家族や学校の事でストレスを抱えている。
それを、代わってたげたいと思う気持ちもあるが、
私は無理だ。弟に随分と嫌われているみたいだから。

夢。生きていれば1度は見るであろう夢。
…最近ロクに寝ていないので、
あまり夢を見ることが無かったのだが、
その日は、珍しく夢を見た。

『…？あ、夢？』

皆は明晰夢って知ってるかな？ほら、アレだよ、
夢だって自覚したら夢の内容を好きにできる…
みたいなやつ？だった気がする。

『えーと、とりあえずゲーム欲しい』

口に出しても、頭で想像しても、
ゲーム機が現れない事から、
ただの夢では無いんじゃないか、と、期待する。

しかし、数十分くらい経っても何も起きない。

『…ダメ、か。』

諦めて起きるか、と瞳を閉じかけた時、声がした。

《あっ、居た！ちょっと〜待ってよ〜！》

『？だ、れ…！！』

誰だろうと振り向いた私は目を疑った。
そこに居たのは、私の分身…というか、私だった。
いや、姿は少し違うし、口調も違う…？

私は2人居た。

1人目は目から黒い液体(？)を流していて、
手に持ったナイフをクルクルと回しながら手を振っている。

2人目は…頭が割れていた。うん、1部だけ。
左頭部が欠けていて、手には斧を持っていた。

…とあるゲームキャラクターの特徴を、
そっくりそのまま私に移したような見た目だ。

『…誰。』

生の2人を見たかった…とか思った感情を抑え、
落ち着いた様に聞く。心の中は結構荒れてるけど。

《そんなこといいじゃ〜ん！
僕は【僕】！つまり君だよ！》

(…やめてやれ、困ってるぞ、【私】が。)

『…どういうこと？』

《僕の名前が【僕】で、君が【私】！
で、こっちが＿》

(無駄話はもういいだろ。
今回は選択肢を与えに来ただけなんだから。)

ハァ、とため息を吐き、
左頭部が欠けた私がこちらを見る。

【…この射抜くような、凍ったような視線は、
今でも、覚えている。】

(死ぬか、殺すか選べ。)

『は？』

訳が分からない、急に何言ってるんだ？

《【私】チャン、今の人生に飽きてるでしょ？
だからスリルをあげようと思って！》

いや、おかしいだろ。
もっと他に方法あっただろ。

《皆殺しちゃえばいい。そしたら楽になれる。》

(それができないならお前が死ね。大丈夫だ。

跡形も無く食ってやるから )

『っ……？』

ハッとすると、目の前には天井…
どうやら、夢から目覚めたようだ。
時刻3時。いつもは4時に起きるのだが、
少し早くても構わないか。

『殺す、ねぇ…』

家族が起きないように、そっとリビングへ行く。

どーせ夢だし、と、学校の用意をしていると、
机の上にあるハサミが目に留まった。

…私に、人を殺す度胸なんて無い。

でも、もし、もし死んで楽になれるなら＿＿

私は、そっとベランダに出た。

『…痛いのかな』

此処は5階。落ちたらどうなる事か。

いや、痛いの嫌だしやめよ。

部屋の中に戻る。
そしてカバンの紐に目が留まる。

『…』

私はそっと紐で首を絞める。

4回くらい閉めた。が、死ねない。
角度が悪かったのだろうか？
…今日は母に学校を休みたいと言おう。

…ダメだった。原因を聞かれ、説明しても。
自殺しようとした事も言うと、

しばらく耐えてとの事だ。

…酷い、僕もそろそろ限界なのに。

…？僕？…私は………？

…もういいや、疲れた。

今日は部活無いし、頑張ろう。

次の日の朝、私は気が重くなっていた。
夏だからこその授業、プールがあるのだ。

運動がまず苦手な私はプールに入りたくなかった。

…また、机の上にあるハサミが目に留まる。

その時の私はどうかしていて、
その時、ふと、本当に馬鹿な考えが頭に浮かんだ。

『…傷だらけになれば、休めるかな。』

私は、ハサミを手に取った。

｢お願いだから…自分の体を傷付けないで、優唖。｣

『…ごめんなさい』

｢傷だらけになったからって休めないの。

お願い、分かってね…｣

母さんを困らせちゃった。僕は悪い子だ。

…え？なんで、僕、って…

私は誰なんだ？

ハッとすると、私は家に居た。

…学校は？私は何をしていた？

頭が混乱していた。もう疲れたから休もう、
そうやって1人で自己完結し、私は眠った。

《どうだった？？僕が代わりに行ってあげたけど！》

『！？』

私は仰け反る。前の夢の続きを見るなんて、
最近は珍しい事が立て続けに起こる。

…夢？本当にただの夢なのだろうか。

じゃあ今日の学校の記憶がすっぽり抜けている理由は？
たまに一人称が【僕】になるのはなんでだ？

《ふふん、だって、
君がいつまでも覚悟を決めないから！》

『覚悟…あぁ、殺すか殺されるかの…

決められないよ、あんなの。
私にそんな判断をさせないで。』

《んー…じゃあ、交換日記しようよ！
ほら、スマホにメモ機能あるじゃん！》

『何故そうなる…というかアレって本当に貴方？』

《そうだよ！しかも今なら出血大サービス！
僕が代わりに学校に行ってあげる！》

『…本当に？』

《うん！だから、1部の人でいいから【私】チャンと
サヨナラするって言っといてね！》

『そんな事なら…』

そんな簡単な事でいいなら、と思い、OKする。

たまにハッとすると、
学校にいることもしばしばだったが、

結局、リスカ常習犯になり、
生活にも支障が出てしまったため、
私はうつ病の診断書を貰った。

…ただ、この忘れっぽい性格は変わらず、
家族からの愛情は更に減った。

なんで、こうなっちゃったんだろうね。

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