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「よお、来てくれたんだ」


「僕に会いに来てくれたんですよね? ありがとうございます」


「……はあ? ちげーよ俺だし。 だれもはじめんになんか会いに来てねェよ」




キヨとはじめしゃちょー、どっちに会いたい?




どっちが好き? どっちに、…………






狂うほど、愛されたい?







どもども。 玲佳と申します


今回執筆させていただくのは、かの有名なYouTuberはじめしゃちょーさんと、大声実況者キヨ。さんによる日替わり小説です



✔はじめしゃちょー ×8

✔キヨ。 ×10

✔スペシャル ×1



どんなお話かは、読んでからのお楽しみです



リクエスト等あればコメント欄にて、どうぞ


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※閲覧は自己責任でお願い致します
 苦情は一切合切受けつけません

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「好きなんて、何回言っても足んない」 - 2024年3月29日

*キヨ。



「YOUもう帰るのー?」


「う、うん。 ごめんね」


「まだ一七時だよ?」


「うん。 そ、それでも帰らなきゃ」




友人は名残惜しそうにしながらも、それならしかたないねと手をふった。 YOUはそれを傍目に見ながら、帰路へついた





「……た、ただいま帰りました」




やっとのことで家に辿りつき、玄関から声をかけると、返事がなかった

しかし靴はある


おおかたリビングで動画でも観て寝ているのだろう。 いや、そうであってくれと願いながら、YOUは廊下の扉をひらいた


そしてそこで見た光景に、YOUは目を疑った




「キヨさんっ」




キヨは、ダイニングテーブルの椅子に座りながら、手首、否、腕を切っていたのだ。 それも包丁で

そのため腕からは大量の血が溢れだしており、白のテーブルを真赤に汚していた

YOUの呼びかけにも反応しない。 目は虚ろで、もう死ぬのではないかと疑うほどだ


YOUはキヨの肩を掴んで激しく揺すった




「キヨさんっ。 しっかりしてください! なんでこんなこと、……」


「…………あ、YOU。 おかえり。 いや、おまえが一七時過ぎたのに帰ってこねェから、一分単位で傷つけてただけだよ」


「だけ、って……それで、それだけでこんなことしないでください! 死んじゃいますよ?!」


「いいよ」




キヨは椅子に座ったまま、YOUの身体を抱き寄せた。 その手から、包丁が滑りおちる




「おまえを想って死ぬんならなんも怖くねェもん。 ……はあ、いい匂い。 YOUの匂い。 俺の彼女だもん、俺だけの彼女だもん……ね」





普段、自分が見あげている相手から見あげられるという気分は、おそろしいのひと言に尽きた


キヨの目はまだ虚ろで、濁っていて、まるでなにも見ていない。 YOUを見ているはずなのに、その目は虚しか映していない




「俺ってずりィよなあ? こんなことしたら、優しいおまえはもうどこにも行かねえと思ってんだから……」


「行きませんよ…………もう、キヨさんを置いて、どこへも行きませんよ」


「……ほんと?」




今のYOUには、こう言うよりほかになかった


自分のために誰かが死ぬのは嫌だ。 それが、多少狂っていようが好きなひとならば、特に




(やった、やった。 大好き、YOU。 ずっと一緒だよ。 ずうっとずうっと…………)

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作者名:玲佳 x他1人 | 作成日時:2018年12月15日 14時

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