【ヒロアカ】君 と 一 緒 に 。【日替わり】

6種類の結果パターン

君と一緒に、 - 2024年4月20日

*°轟 君 と 幼 馴 染 ち ゃ ん 。


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夏。セミの鳴き声と蒸し蒸しとした暑さの中、
木陰で幼馴染である轟を待つYOU。



「YOUおはよう。待ったか？」

『焦凍おはよ。今さっき来たとこ』



「んじゃ行くか」と差し出される右手。

握り返せば、ひんやりと伝わる低めの体温に
YOUの口元が小さく緩む。



『それにしても今日は暑いね〜。
私溶けちゃいそう』

「俺が凍らせとくか？」

『ぜひともお願いしたい』



はたから見たらちょっとずれている二人のやり取り。
しかしお互い、それに気づくことなく会話は弾んだ。

雄英高校との距離が近づいた所で、
轟のクラスメイト達が二人に挨拶を交わす。

が、彼らの視線は手元へ。



『？、どうかしたの？』



握ったままの手が持ち上げられる。
しかもそれはいわゆる恋人繋ぎで。

女の子達はきゃっきゃと騒ぎながら
一足先に中へ向かっていった。



『？、なんだったんだろ』



.



『しょーとくんっ。かーえりーましょっ』



A組の扉からひょこっと顔を出すYOU。
轟は荷物を持ってそちらへ。



「おう。じゃあな」



クラスメイトを一瞥すると朝同様
YOUへ差し出される右手。

そしてやっぱり、指は絡められて恋人繋ぎ。



『焦凍、コンビニ寄って帰ろ。アイス食べたい』

「あ、じゃあ俺んち来るか？YOUの好きな
やつ買い置きしてあったから」

『ほんと！？いくいく〜』



仲睦まじい二人を、扉の後ろから
食いつくように見ている(一部の)男子。

その彼らが「「よく分からんが爆発しろ！！」」
と泣き喚いていたのは、言うまでもない。



.



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(「わわっ、こっ恋人繋ぎ…！」)

(「轟ちゃん、やるわねえ」)

(「あれで付き合ってないんか…」)

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