【ハイキュー】スキンシップのとり方は…？

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※ほとんど題名と内容関係ないです←

現役高校生バレー部たちから愛される(名前)。

気を抜けば誰かから攻められる…

さあ、今日は誰から攻められますか…？

【設定】
ハイキューの世界に転生してしまった中学生の(名前)。
住むところもないので、烏野バレー部のマネ業を手伝う代わりに皆の家を順に回るように居候させてもらうことに。
中学生ながら高校でマネをしているため、高校バレー部の世界では有名。
仕事ぶりも現役マネ顔負けなため、全国の高校から『マネ修行』と称してお声がかかっている。
愛され前提。
だいたいの部員から「兄姉だと思って。敬語も外して」と言われたため、タメ口。
箱推し。

【読める話】2/18時点
　日向翔陽1/2(リクエスト)
　影山飛雄
　月島蛍
　山口忠
　田中龍之介
　西谷夕
　縁下力
　澤村大地
　菅原孝支
　東峰旭
　及川徹
　岩泉一1/2
　国見英
　京谷賢太郎
　瀬見英太(リクエスト)
　照島遊児
　黒尾鉄朗
　孤爪研磨1/2
　灰羽リエーフ
　木兎光太郎
　赤葦京治
　侑&治1/2/3
　スペシャルストーリー1/2

及川さん二次創作では結構雑に扱われるけど、作者的に普段はちゃんと主将してると思ってる

29種類の結果パターン

天童「俺は？ねぇ俺は？？」 - 2024年4月26日

孤爪研磨2でした！

―――――――――

No Side

春高全国初日。

『あ』

「あ」

本日の試合が全て終わりトーナメント表を見に行ったYOUは、人混みから少し離れたところで壁に寄りかかっている研磨を見つけた。

『お疲れ様！研磨もトーナメント表見に来たの？』

「お疲れ。クロたちに誘拐されただけ」

『ほんとにお疲れ…あ、鉄とリエーフだ』

「見えないけど夜久くんもいるよ」

『え、大丈夫かな、もみくちゃにされてないかな』

「大丈夫だよ」

ふわっと微笑む二人。

穏やかな雰囲気が辺りを包んだ。

そのとき。

「多分そうだよ」

「本物かわいいじゃん！声かける？」

「誰か隣りにいるよ」

「いいよ、小さいし大丈夫だって」

こそこそとした声が研磨の耳に入った。

全く気づかない本人をちらっと見て、声の主を探す。

少し距離のあるところで目があった3人の男子選手は、にやにやしながら近づいてきていた。

小さくため息をついた研磨は「YOU」と呼びかけた。

『ん？』

きょとんとするYOU。

研磨はほぼ0距離でYOUの前に立ち、首筋に顔をうずめた。

YOUが赤面する。

『け、研磨！？どうしたの！？』

「…」

YOUの質問には答えず、研磨は少し顔を上げ――

「「「ヒッ！！」」」

男子選手たちに絶対零度の目を向けた。

男子選手たちは震え上がって、文句を言いながら走って逃げていった。

ホッと息をついた研磨は、そのままYOUを抱きしめて目を伏せる。

『ほ、ほんとに研磨どうしたの？具合悪い？』

「…いや、なんでもない」

頭に「？」を何個も浮かべるYOU。

研磨はそっとYOUの首に唇を当ててから開放した。

「YOU、時間大丈夫？」

『あッ！！やばい、早く戻らないと！ごめん研磨！またね！ごみ捨て場の決戦、楽しみにしてるよ！』

「うん、気をつけてね」

はーい！と笑顔で手を振って走り去るYOU。

姿が見えなくなってから、研磨は大きくため息をつきながらしゃがみ込んだ。

「よく考えたら、だいぶやばいことしてた……」

「そうだよな～」

突然かかった声に研磨はバッと顔を上げる。

そこには、黒尾とリエーフと夜久が立っていた。

「あまりに驚いて咄嗟に隠れちまったよ…」

「だって人前で研磨さんがYOUを抱きしめるとかびっくりですよ！」

「研磨かっこいい〜」

「っ！う、うるさい！」

「「「照れてる～」」」