【暁のヨナ】君と過ごす時間

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最近、暁のヨナにハマりすぎな朗報でーす。

さてさて本題に入りますね。

今回は初の日替わりに挑戦しちゃいまーす。

誤字脱字は限りなく無いとは断言できません。
(キリッ)

まあ、生温かい目で見て下さいな～。

リクエスト受け付け中なんで、コメントして下さいね～。

応えるよう努力するんで。

＊Story＊

ハク…1

ユン…1

キジャ…1

シンア…1

ジェハ…1

ゼノ…1

他の作品も、ちょいとばかし見てよ～

君のそば【暁のヨナ】

注意:作者は高知出身なんで土佐弁が作品内で出現する可能性が高し。

5種類の結果パターン

今日のキャラは… - 2024年4月25日

＊ハク＊

長旅の疲れを取るために、とある街で宿をとったヨナ達。皆、風呂に入り身体を温めて、風呂場の出入口でヨナとYOUをまっているのだが中々出てこない。

「流石にこれ以上二人を待ってると、風邪ひいちゃうからね。身体の丈夫な雷獣が一番待つのには適任だ。じゃ、後は任せた。」

何て理由をつけて、皆部屋へと向かって行った。一人ぽつんと風呂場の前で待つハク。

(まあ、俺は姫さんの護衛だしな。仕方ねぇ。)

それからずっとヨナとYOUを待っているのだが、一向に出てくる様子がない。少しだけ、苛立ちを覚えるが我慢強く待った。
すると、女風呂から声がする。耳を澄ませて誰の声か聞いていると、明らかにヨナとYOUの声であった。聞こえてきたのはこんな会話だった。

「ねえ、ヨナ」

「どうしたの？YOU」

「この着物は少し、はだけ過ぎじゃないかしら…」

「いいえ！寧ろ、これくらいの方がハクを魅惑するには丁度いいのよ！」

「えぇ…でも、」

「でも、じゃないの。YOUは自分に自信を持たなきゃ！その色っぽい容姿を活用するのは今よ！」

何故か、自分の名前が出てきたことに戸惑いを覚えるハク。自分が好いていた相手がまさか自分と同じことを考えていたとは、流石のハクも喜びに負け蹲る。

すると頃合いが悪く、そんな時に二人が出てきた。

「あら、ハク！待っていてくれたの？」

「ぁ、あぁ、姫さん」

声をかけられ、よろつきながら立ち上がる。

「ご、ごめんなさい！ハクさん、湯上りなのに待たせてしまって…」

「いや、気にせんでいい…」

YOUは兎も角、視線を泳がせるハクに気づき、ヨナはハクに言った。

「ねえ、ハク。もしかして、さっきの話聞こえてた？」

二人は驚いた顔をした。そしてニヤリとした笑ったヨナは、ハクとYOUに言い放った。

「それなら話は早いわ。じゃあ、ごゆっくり」

「え、ヨナ！？」

ヨナは颯爽とその場を離れて、部屋に戻って行った。二人は気不味さにより沈黙を作り出す。

「……」

「えっと……」

モゴモゴと何かを言っているYOUの顔は真っ赤に染まっていた。彼女の顔を見ると、緊張の糸が切れたのか、くすりと笑いを零したハク。

「なあ」

「っはい！」

目を合わすのが恥ずかしいのか目を瞑り、ハクの言葉を待った。すると、顎を掴まれたかと思うと唇に温かい感触が伝わった。目を開けると、彼の顔が目一杯に広がっている。双方の唇が離れると妖艶な顔で彼が言った。

「こういうことだろ？」