歌い手さんといちゃいちゃ日和過ごしてみたくないですか？

8種類の結果パターン

ほかの歌い手さんとも楽しい日々をお過ごしくださいね - 2024年4月20日

今日は｢伊東歌詞太郎さん｣です


テスト一週間前で、私は今図書館に来ている


｢珍しいね、勉強してるんだ｣

『はい、もうすぐテストで』

｢そっか、隣いい？｣

『大丈夫です』



先輩も勉強かな、って思ったけど

違うみたいで、ずっと本を読んでいる


｢ん、なに？｣

『あっ、なんでもないです』



ちょっと見すぎてた


集中集中



｢字、綺麗だね｣

『えと、昔、書道習ってて…』

｢そうなんだ｣


今日も先輩はかっこいい
どうして私がこんな先輩と知り合えたのか不思議なくらい



まぁ部活が同じだからなんですけど…



『んー……』

｢どした？わかんない？｣

『はい、ここが』


うーんって、先輩が考えてくれる


｢これ、間違ってないよ｣

｢多分、解答が間違ってるパターンだ、珍しいね｣


あっ、そうだったんだ


『ありがとうございます』

｢ううん、えらいね｣


先輩が頭をぽんぽんしてくれる


…こういうの、慣れて無さすぎる



｢そういう可愛い反応されると、困るんだけど…｣



『ご、ごめんなさい慣れてなくて』

｢僕だって慣れてるわけじゃないよ…｣

『でも先輩、すごくモテてるじゃないですか』



モテ具合からも、こういうの得意というか

よくやってるんだろうなっていうのが伺える



｢全然、こんなの初めてした｣

『ええっ』

｢あーー、もっと余裕な感じで行きたかったんだけどな｣



先輩は本を閉じて、私を見る


｢図書館に向かうの見えてさ、今日ここ来たんだよ｣

｢一週間部活ないから、会えないと思って｣




｢好きなんだ、付き合って欲しい｣

『うそ、』


｢…だめかな｣

『や、わたしも好きです』



ほんとに？！って先輩が大きい声を出して、
2人で図書館の役員さんに怒られたけど


そんなこと忘れちゃうくらい嬉しい

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