小説を書く時に花のことについて調べていたらふと思い立って作ってみました。悲恋が多めですので苦手な方はUターンしてくださいませ。
作者の他作品:
【鬼灯の冷徹】地獄の底のシャングリラ
【鬼灯の冷徹】今日も今日とて【初投稿】
【鬼灯の冷徹】これは絶対恋じゃない!
---------------キリトリセン---------------
▽今日はどのお花にしますか?
*彼岸花
*勿忘草
*エリンジウム
*イフェイオン
*ハナミズキ
*エーデルワイス----作成中
*リナリア----作成中
*黒のチューリップ----作成中
番外編:999本の薔薇(薔薇は本数によって花言葉が違うので、今回は999本の場合限定とさせていただきます)----作成中
5種類の結果パターン
本日の花言葉です - 2024年4月25日
黒と赤の着物の裾をはらりと翻し、颯爽と歩いていく一本角の鬼。
地位・権力・顔・スタイル・声、全て完璧なこの鬼に惚れる女性など星の数ほどいるのは想像に難くない。
そして私----YOUもその1人なのである。
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何百年も前、私が新卒だった頃。初めて鬼灯様にお目にかかれたとき、衝撃で気絶してしまいそうだった。
一目惚れだった。
そこから私の人生はガラッと変わった。
職場に通うのが楽しくなった。子供っぽいとバカにされていた振る舞いも外見もおしとやかな、大人の女に近づこうと自分磨きを頑張った。
ある時は鬼灯様と仲のいい、茄子くんと唐瓜くんという可愛い新卒ちゃんたちに鬼灯様についての聞き込み調査をしたりした。
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「最近YOUちゃん可愛くなったねぇ、相変わらず僕と遊ぶ気は無いの?」
と白澤様が誘ってくる。私はいつものようにきっぱりと断る。
「何回も言ってるでしょう、私は鬼灯様が好きなんです。」
「そりゃあ残念。」
そんな会話を幾度となくしてきた。彼は女好きだけど、恋愛のアドバイスとなれば結構役に立つので、重宝している。
え?白澤様のこと道具扱いしてる?
いや、断じて道具扱いはしてないです、ないない。
「やっぱりね、ちょっと距離を詰めてから想いを素直に伝えられれば嬉しくない男はいないはずだよ。常闇鬼神のことだからなんとも言えないけどね。お花でも添えてみたら?」
ほら、ちょっとは役に立つ。
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私が何百年かけて必死に昇進して鬼灯様の近くに来れたって、私は彼にとっての特別にはなれやしないことははなからわかっていた。
それでも、彼のおかげで毎日が輝いていた。彼がいたからこそここまで頑張れた。だから、彼に想いを伝えてこの気持ちにケリをつけよう、そう決心した。
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おろしたての白い着物にお下がりの真っ赤な帯を締め、一番可愛いかんざしを髪に挿し、深呼吸して下駄を履いた。
道中の花屋さんで、ハナミズキを一輪買った。
「鬼灯様!」
「おやおや、YOUさん。今日はおしゃれですね、似合っていますよ。」
そう笑う彼に、この後も何回も惚れ直してしまうのだろう。私は徹夜で書いた手紙と、一輪の花を差し出した。
「ずっと前からあなたのことが-------」
薄紅色の私の気持ち、受け取ってください。
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ハナミズキ---花期は4月下旬から5月上旬で、白色や薄いピンク色の花をつける。
花言葉は「私の想いを受けてください」
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四月一日不可子(プロフ) - 冰彗龍さん» ありがとうございます! (2018年3月12日 7時) (レス) id: eda1a9c8dd (このIDを非表示/違反報告)
冰彗龍(プロフ) - いいと思います! (2018年3月12日 6時) (レス) id: 787373ab76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:四月一日不可子 | 作成日時:2018年3月11日 17時