【歌い手】シェアハウスでの日常。season4の短編日替わりということで、3月に書き始めたこれですが。
正直言うと更新さぼってましたごめんなさい。
でも、時間をかけたぶん、けっこう頑張ったのでそこはご愛嬌!
駄作加減もご愛嬌!
いつもありがとうございます。
楽しんでいってくだされば幸いです。
※本編の進行・展開とは一切関係ありません。「もしも」という視点でお楽しみください!
〜〜リスト〜〜
●通常
・そらる
・赤飯
・天月
・しゃむおん
・灯油
・まふまふ
・スズム
●スペシャル
・しゃむおん&天月
…and more…!?
14種類の結果パターン
YOU―…非日常も、よくない? - 2024年4月20日
*しゃむおん*
ゆらりゆらり、二つのマグカップからくゆる甘い湯気。
先ほどしゃむくんが入れてくれた、ココアだ。
私はそのうちのひとつをとって、甘い甘いそれを飲む。
『あー甘い…美味しい』
「よかった。やっぱり疲れてたんだね」
『んー…そうかも』
思わず苦笑をもらす私に、しゃむくんは割と真剣に。
マグカップをおき、しっかりと私を見据える。
「YOU、あんま無理しちゃだめだよ?」
「私はそんなに…むしろしゃむくんのほうが」
「違う」
さえぎられる、声。
まっすぐで真剣な瞳。
断定的な口調は、私に次の言葉を発することを許さない。
熱っぽい瞳が、私を捉える。
「ねぇ――――…あんまり心配、させないで」
『っ…』
まっすぐな瞳を私に向け、しゃむくんは私の頬に手を添える。
先ほどまで穏やかな空間だったはずのリビングは、たちまち甘い甘い空間へと変貌を遂げた。
「悪いけど――――…僕、欲しいと思ったものはどれだけ待ったって手に入れたいタイプだから」
『え…?』
やっと発した、言葉。
そのとたん、しゃむくんはハッと我にかえったようで。
みるみる赤くなる顔。
しかし、いつもは離す手を、今日は離さない。
「…っ、YOU、すごい大切だから、」
『…うん』
そう言って、しゃむくんは一度言葉を切る。
思わずかしこまる私。
「む、無理しないで…クダサイ」
『は、はい』
何故か敬語。
それは、照れ隠しもあってか。
―――――――でも、さっき飲んだココアが、口の中に甘ったるさを残すかのように。
「さっき言ったこと忘れ…無理だよね」
『…ごめん』
この空間の甘さは、なかなか消えないのです。
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夜剣(プロフ) - アンさーーーーん!カッコいいぜ(キラッ (2019年1月23日 14時) (レス) id: 685a53fe80 (このIDを非表示/違反報告)
遥 - そらる様ぁぁ,,,/// (2016年8月24日 18時) (レス) id: 3e52c0be79 (このIDを非表示/違反報告)
900 - まふ灯おいしい (2015年8月26日 10時) (レス) id: d56f469f4d (このIDを非表示/違反報告)
REMI - 赤飯さん…!かっこよかったです!(そらるswww) (2015年2月6日 17時) (レス) id: b34423930a (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - まふくんかわいー (2015年1月13日 20時) (レス) id: 990c219117 (このIDを非表示/違反報告)
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