卒業式【神高】

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人生で三回目の卒業式

やっぱりこの儚い感じが好きだなー、

でも君とは会えなくなっちゃうかも

ー

主に神高男子かきたいです…

女子メンで書いて欲しい人いたらいってください！

お星様が司くんカラーになった((泣

これからも時々更新します！
ー

東雲彰人【横にいてくれた君】【縮まる距離】

青柳冬弥【図書委員の先輩】【君とは離れられない】

天馬司【最後、幼なじみと】【私だけの王子様】

神代類【また屋上で】【僕と、〇〇してくれませんか】

変人ワンツー【思い出のアルバム】

BAD DOGS【いつも隣にいてくれた君たち】

all【また会おう】

all【みんな、大好きっ】

12種類の結果パターン

卒業式なんてなくなれ - 2023年6月10日

昼の屋上

真っ青な空に輝く太陽

卒業式も終わって、みんなも帰って

結局司には何もアピール出来なかったな

同じ学級委員務めたり

時々一緒に帰ったり

ここ、屋上で毎週お昼食べたり

はぁ、今更後悔しても意味ないや

私は遠い空を見ながら無意識に出てくる涙を拭う

もうそろそろ出ようかな

こことはもうおさらばしないと

よく司とお昼を食べた場所を目に焼き付けてからドアを開ける

するとバタバタと誰かが急いで階段を登る音が

誰だろう…

それはどんどん近づいて私の前に…

『つか、さ』

「YOU！！探していたぞ」

彼は私を見上げる

息切れすごい、私のために…

『ねぇ、司…』

司はキョトンとした顔になる

『私、司のことがっ』「好きだ」

『………え？』

司、今、なんて言った？

幻聴？

「俺はYOUが、好きだ」

「卒業式の後になってすまない、」

『本当、なの？』

嬉しすぎて私は涙を思いっきり流す

「俺の彼女に、なってください」

彼は踊り場で膝をつき、王子のように手を差し伸べる

私はゆっくり階段を下りて彼の手を取る

『よろしくお願いします、司』

司は私に思いっきり抱きついて離れる

「っ、泣きすぎだ」

『だ、だって！！』

「拭いてやるから笑ってくれ」

セーターの裾で涙を拭われる

卒業式、嫌だなってさっきまでは思ってた

でも今は

最高の卒業式だ