銀さんとバラの花言葉と本数【日替わり】

10種類の結果パターン

さて、今日は何色を何本？ - 2024年4月23日

今日は15本のピンクのバラを…







YOUと喧嘩した。



些細なことから口喧嘩になって、しまいにゃ大喧嘩。



YOUは泣きだし、



俺はイライラして万事屋から出てきちまった。



だからって特に行くところもなく、



かぶき町をぶらぶらしている。



今頃、YOUは独りで泣いてるだろう。





｢…俺ァ馬鹿だな｣



謝りゃなんでもない話で終わったのに、なんで意地張っちまったんだ。



つくづく自分に呆れる。



なにがなんでも護るって決めたのに、



俺が傷つけて、涙を流させている。





嗚呼、チクショー



なんかこう、素直に｢ごめん｣って言える方法とか



ねェもんかなァ。




そう思った時、偶然




花屋の店頭に飾られている



ピンクのバラが目に入った。



なんとなくあの、濃くも薄くもない、




丁度いい優しい色がYOUに似てて、



気づいたらバラをすぐ間近で見ていた。




｢そういや…｣




…これだ。




俺はある事を思いつき、



バラを買って万事屋に帰った。









｢YOUー？たでーまァ…｣




声をかけても、YOUは出迎えに来ない。



やっぱまだ怒ってんだろうな…



機嫌が悪いのを覚悟して居間に入ると、



YOUはソファに横になって眠っていた。



目を閉じていてもわかるほど泣き腫らしている。




｢YOU…｣



瞼にそっとキスすると、YOUはそっと目を覚ました。



｢ん…？銀、さん…？｣



｢ああ。…たでェま｣



｢おかえり…あ、ごめん。私まだご飯の支度…｣



｢待てよ｣



台所に行こうとするYOUを引き止め、



バラの花束を差し出した。



｢え…？こ、これ｣



｢…15本のバラの意味は、｢謝罪｣。



…ごめんな、YOU。



つまんねェ事で意地張っちまうような男だけど、許してやっちゃくれねェか｣



YOUは黙って花束を受け取った。



｢銀さん…ありがとう｣




そして今度はバラにも負けないくらいの綺麗な顔で微笑んでくれた。





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｢今日はホントにごめんな。
もし許してくれるなら…明日も来てくれよ｣

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