【ＡＰＨ日替わり】各国の秘書の日常【合作】

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どうも、駄作者の蒼葉の芽でございます。
今回は合作ということなのですが、お相手の方が
「時間できたら更新します！！」
と、とてもお忙しそうなのでまだ自分だけです

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合作者のつむりです！遅くなりましたすみません…よろしくお願いします。
蒼葉の方から「説明文作っといて！」ということなので
私流に作らせていただきます！

ただいまご用意できるお勤め先
-蒼葉の芽-
・フェリシアーノ
・菊
・フランシス
・イヴァン
・耀
・アントーニョ
・ベールヴァルド

-つむり-
・ルートヴィッヒ
・ギルベルト
・ロヴィーノ
・アーサー
・アルフレッド
・ローデリヒ

※秘書設定なので夢主さんは敬語キャラです。
よければ、どうかお星さまをさわってやってください！！

13種類の結果パターン

いらっしゃいませ。どうぞお楽しみください。　　　　�)榲諜� - 2024年4月19日

今日は眉毛紳士、アーサーさんの秘書さんですよ！
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今日の紅茶はアールグレイ？
キッチンの方から香ってきた香りが鼻をくすぐります。
午後三時、アーサーさんのアフタヌーンティの時間。
キッチンを覗くと、金髪翠眼の美青年がティーカップに紅茶を注いでいました。

「YOUー！買い出し頼んでもいいか？アールグレイの茶葉が切れちまった！」
「はーい分かりましたー！」

自慢の主に返事を返し、私は外へと歩き出しました。

「アールグレイっと…、これか」
たくさんの茶葉が並ぶ棚から、ひとつの茶葉を抜き出してかごへ。
レジに並んでいると、窓の外が暗いことに気づきました。

「…っあ、傘…」

ここが雨の多い国だと知っていながら、短時間だからと傘を持っていませんでした。
本降りになり始めた雨。止むのを待つわけにもいきません。
仕方なく、私は濡れないように茶葉を腕に抱え込んで雨の中へ飛び出しました。

道半ばまで来た頃、私は地面の凹凸に躓いて思い切り転びました。

「いっつ…」

当然ながら、服も茶葉もびしょびしょ。染み出してしまった茶葉が使えるはずもありません。
足もくじいたようで立ち上がれず、雨の中途方に暮れていると。
急に、雨がやみました。そして代わりに声が降ってきます。

「何やってんだバカ！風邪とかひいたらどうすんだ！」
「アーサー…さん…」

そこには傘を突き出すアーサーさんの瞳が。
その中にアーサーさんはいなくて、くせ毛はぴったりと張り付いてしまっています。

「アーサーさんこそ…お風邪…」

すると彼は呆れたように息を吐いて、言い放ちました。

「…ったく、お前は本当にバカだなぁ。いいか、紳士ってのはなぁ」

そう言って彼は、私と同じ目線までかがむと、そのまま続けます。

「大切な奴が困っていたら助ける。分かるか？
お前は俺にとって大切な奴だから助けた。それに理由とか風邪とか関係ねぇだろ」

彼は、私の濡れきった頭をぽんぽんと撫で、そして手を差し出します。

「ほらよ、立てるか？」
「…はい！」

差し出された手は、とても温かくて。

並んで歩く帰り道。私の左肩と彼の右肩に、柔らかい雨が降り注いでいました。
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意外性とツンデレ無くてごめんなさい！
つむりでした！