【おそ松さん】風邪引いた？俺／僕が看病してあげる【日替わり】

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　こんにちは、はなです。

　風邪を引いたときに六つ子に看病されたいなぁという作者の超絶気持ち悪い妄想から生まれたこの日替わり。
　あなたは六つ子の妹(大学生)という設定になっています。

▽今看病をしてくれるのは……

ソロ
　●おそ松
　●カラ松
　●チョロ松
　●一松
　●十四松
　●トド松

コンビ
　●長兄松☆
　●速度松☆
　●パーカー松☆
　●紅松☆
　●馬鹿松☆
　●水陸松☆
　●色松☆
　●筋肉松☆
　●年中松☆
　●若葉松☆
　●サイバー松☆
　●数字松☆
　●１１０松☆
　●１１０松ドSver.☆

トリオ
　●兄松☆

☆マーク：リクエスト

▽大切なお知らせ
　作者がしばらく入院することになりました。
　病室の電波が非常に悪く、インターネットが使えない状態です。
　退院しましたらすぐに更新いたします。
　すべてのリクエストに応えられていない状態で誠に申し訳ないのですが、ご理解いただければ幸いです。

　１／１７
　ご心配のコメント、本当にありがとうございます。
　おかげさまで順調に回復しております。
　電波が少し回復するときがあるので、その際にコメント返しをさせていただきます。

21種類の結果パターン

ゆっくり休んでね。by 六つ子 - 2024年4月24日

「……っは」

　目が覚めた。
　ここは……自宅の寝室だ。
　窓の外を覗くと、黄昏時の空が広がっていた。

「まだ夕方なのにどうして寝て……」

　私がそう呟いたとき、静かにふすまが開いた。

「あっ、起こしちゃった……？」

　そこに立っていたのは、桶を持ったチョロ松お兄ちゃんだった。

「ううん、今起きたところ。
……ねぇ、私どうして寝てるんだっけ……」

「覚えてないの！？
……高熱を出してたみたいで、居間で倒れちゃったんだよ」

　ああそうだ。
それでチョロ松お兄ちゃんにおぶってもらって……。

「そうだった……。でもだいぶよくなったよ」

「本当かな～？心配だなぁ」

　チョロ松お兄ちゃんは私の顔を覗き込みながら言った。

「本当本当！それにお腹すいちゃった。
そろそろ夜ご飯の時間だし、お母さんのお手伝い……」

　しなくちゃ。
　そう言いかけて立ち上がろうとしたとき。

「あっ、待って！今日はいいから！」

「えっ？」

「そんな身体でお手伝いなんてさせられないし、安静にしてなくちゃダメだよ！
ちょっと待ってて」

　そう言ってチョロ松お兄ちゃんは台所へ走っていった。

「お待たせ、お粥できたよ」

　しばらく経って、チョロ松お兄ちゃんが土鍋を持って戻ってきた。

「わあ、ありがとう！
いただきまー……」

　私が土鍋とスプーンを受け取ろうとしたとき

「ダメです。危ないので僕が食べさせます」

　とすました顔でチョロ松お兄ちゃんが言った。

「いや私もう大学生だから！一人で食べられるから！」

「心配なの！黙って『あーん』されなさい」

「いやだから大学生なんだけど！？」

　私の訴えも虚しく、お粥がすくわれたスプーンが近づく。
　とうとう押し切られ、恥ずかしさに悶えながらもスプーンを咥えた。

「……！
おいし～い……♪」

　お粥はとても美味しく、先ほどまでの羞恥心を忘れてしまうほどだった。

「ふふっ。よかった。
……でも、頑張りすぎるから今日みたいに熱出すんだよ？
たまには休まないと」

「うん……」

「いつだって甘えていいんだからね。
僕はYOUのお兄ちゃんなんだから」

――――

　今日はチョロ松でしたね！
　今風邪を引いてしまっている方、早くよくなりますように！
　風邪を引いていない方も気をつけてくださいね。
　最後まで読んでくださりありがとうございました！