青江さん、大好きです【青江詰め合わせ】

今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:1,985 hit

「笑顔が一番、だろう？」

「あのね！僕は君なんて大っ嫌い……じゃないけど……」

「主、僕は君の事が─────」

────#─────#─────#────

あてんしょん！ですな

────#─────#─────#────

・題名のように青江詰め

・笑顔が一番だよ、最終的にはね
(訳:たまにメリバとかあるから気をつけてね)

・石灯籠みたいに、切ってやろうかなぁ……っ！
(訳:リクエストも募集中だよ)

─────∗─────∗────∗─────

お品書き

─────∗─────∗────∗─────

・【学パロ】保険委員の青江先輩

・【ヤンデレ】追いかけて逃げて、捕まって──？

5種類の結果パターン

あなたの本日の占い結果です - 2024年4月19日

《保険委員の青江先輩》

⚠現パロの為青江の名前捏造

─────#──────#──────

『いっ……』

放課後、一人図書室で委員会の仕事をしていた時のこと。
本のページを捲った時に指を切ってしまった、しかも利き手の方を。

私はあまり明るくない性格のせいか、あだ名は【幽霊】。
回りの人達からは存在すら認識されていないことが多く
委員会、掃除や係の仕事まで押し付けられてしまう始末だ。

『……仕方ない、保健室行こうかな』

血が止まらない指を押さえ、保健室に向かう。
保健室にいる人達(勿論委員も含め)はサボりたい人が大半な為
あまり自分から行くのに気乗りがしないのだ。

……それにしても今の時間帯は夕陽が射してとても神秘的だ。
ひょっこり神様でも出てきそうなくらい。

……なんて事を考えているうちに保健室に着いてしまった。
誰も居ないことを祈りつつドアを開けると……

「いらっしゃい。怪我でもしたかい？」

窓辺に腰掛け本を読んでいた人が此方を向いた。
夕陽に照らされながらにっこりと笑う彼はまるで神様のように神秘的で、
私は思わず息を呑んだ。

「……指を切ったようだね。おいで、消毒してあげる」

『！……っ、はい』

驚いた。まともに仕事をする委員の人がいたんだ……。
しかも私に手当てしてくれる人なんて。

「はい、指だして。君は確か図書委員の子だったよね？
あぁ、僕は青江にかっていうんだ。」

『あっ、はい……。でも、何で私の事を……？』

情けない事に、青江先輩に絆創膏を貼って貰いながら
私は疑問をそのまま口に出す。

「なんで、……う～ん、君を見てたから。」

『え』

「って言ったらどうする？」

驚く私とは反対に青江先輩はケタケタと笑っている。
初めて会ったけど、子どもみたいな人だなぁ……？

「……はい、出来た。まぁ、あながち嘘じゃないんだけどね。
君を見てたんだ、此処から。放課後になる度にね」

『えっ？あ……その』

「ふふっ、返事はまだいいよ。
要は僕は頑張ってる君が大好きです、って言いたかっただけだからさ。」

絆創膏を貼り終わったばかりの私の指にそっと口付けて彼は悪戯に笑った。
心臓がとくん、と跳ねる。

ねぇ先輩。
明日また此処に来たら……貴方に会えますか？

例えゆっくりでも貴方を好きになりたいです────。

─────#─────#─────

《また僕に会いたいって？
……なら、君の良いところもっと見せてよ》