【おそ松さん】キスをしましょう。

12種類の結果パターン

甘い時間、過ごせましたか？ - 2024年4月20日

今日は一松(甘)の日のようです。
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「大丈夫……？」

高熱に魘されながら小さく頷く。
季節の変わり目のせいからか高い熱に倒れた私はろくに手足すら動かず、ぐったりと彼に面倒を見てもらっていた。

「俺なんかが作ったお粥だけど…なにか食べたほうがいいと思うし…食べられそう？」

眉を下げて困ったように笑う彼に頬を撫でられ恥ずかしさにこくこくと頷く。ふわりと背中を支えられ出来立てのお粥を蓮華で掬って食べる。

「…美味しい？」

卵がふわふわしていてとても美味しい、そう笑えば彼が頬を染めて、そのまま額に口付けられる。

「弱ってるお前を見てると、可愛くて仕方なくなる。……まあ、いつだって、可愛い、けど。」

きゅうんと胸の奥が締め付けられさっきよりも熱が上がった気がした。手から蓮華を奪われ






「あーん。」

悪戯っぽく笑われ恥ずかしくなる。
控えめに口を開ければ、深く口付けられた。驚きのあまり口をパクパクさせれば

「誰かにうつせば楽になるんじゃない？」

ふひひ、と笑う彼に何度も口付けられる。うつしてしまうのが嫌で胸板をぐいぐいと押そうと力を込めるもびくともしない。小さな水音に思考が溶けてしまう…

「意地悪しすぎた…ゆっくり休んで。治ったら、出掛けよう。」

愛しげに笑われ小さく開いた口に蓮華に乗ったお粥が滑り込む。

「早く良くなって。」

「…お前からもキスして貰いたいし。」
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