{進撃の巨人}マルコさん好きに捧げるマルコさん限定日替わり占い…であります

今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:20,628 hit

どうも、れいんです。

素人作者がお送りします、
マルコonly日替わり占いです

☆降臨したマルコ
・嫉妬マルコ
・ヤンデレマルコ
↑逆ver.
・幼少マルコ
・照れマルコ
・意地悪マルコ
・シリアスマルコ原作寄り
↑逆ver.
・ヤンキーマルコ【キャラ崩壊】
・ドMマルコ
・ドＳマルコ
・泥酔マルコ
・黒マルコ１
・黒マルコ２【閲覧注意】
・吸血鬼マルコ
・略奪マルコ
↑逆ver.【閲覧注意】
・添い寝マルコ
・甘えん坊マルコ《作成中》

・シークレット１《作成中》
・シークレット２《作成中》

よろしければこちらも。

{進撃の巨人}さわれないきみにかたおもい

{進撃の巨人}あなたはヤンキー化したマルコから逃げきれるのか!?

進撃のベビーシッター

私が落ちた、その先は。

たくさんのhit、評価にコメント、お気に入り。とても嬉しいです！ありがとうございます!!

18種類の結果パターン

来てくれたんだ！嬉しいな…///byマルコ - 2024年4月24日

マルコ「YOU、寒くない？」
作者「マルコさんに温めてもらいましょう。添い寝マルコです」

───

ある雨の日の訓練。
基礎体力をつけるため、団体で走るものだ。

「はぁ…どうしよう…」

しかしドジな私はひとり集団からはぐれ、
森のなかで迷子になってしまったのだ。

日が暮れた。寒い。
雨に打たれた服のせいで余計に寒い。

とぼとぼと彷徨っていると、
洞窟を発見したので
とりあえずそこへ入った。

背負っていたバッグから毛布を取りだし
身体に巻き付ける。
外はもう真っ暗だ。

「…おなか、すいた……」

暗い洞窟内は、私を更に不安にさせた。

「YOU…YOU…！」

「えっ？誰!?」

そこにいたのは同期のマルコだった。
ランプを持っていて、
私を見ると小さく白い息を吐く。

「僕だよ」

さっきまでの不安はなくなっていた。
彼はとても頼りになるから。

「マルコ…どうして、ここにいるの？」

「YOU、ずっと僕のとなりを走ってたのに、気づいたらいなかったから…心配だったんだ」

微笑んで見せる彼は、
春の日のひだまりを連想させた。

「そっか…ありがとう…」

「大丈夫！…YOU、顔色悪いよ…寒い？」

マルコは私の隣に座った。
そしてマルコの毛布で自分と私を包んだ。
ほんのり、雨の匂いがする。

「あ…マルコ…」

「こうすると、温かいだろ？昔父さんが教えてくれたんだ」

「…あったかい」

いろんな意味で温かいよマルコ。
顔とか特に熱い。

「YOU…眠いのかい？」

「ん…少し…」

一定のリズムで背中をぽんぽんされて
マルコの胸に凭れたまま半分寝ていた。

「おやすみ…YOU」

マルコの声を最後に、
私は完全に眠りに落ちた

───
──
─

「ん～…マルコ～…」

ふわふわ。
頭を撫でられて、目を開けた。

「YOU…どうしたの？」

そこはベッドの中だった。
マルコの部屋の。

隣にはマルコがいる。

ん…さっきの洞窟は夢か…
随分昔の夢だったなぁ。

「…昔の夢を見たの…ねぇマルコ、寒いよ」

私がそう言うと、マルコは。

毛布を掴んで
それで自分と私を包んだ。
夢の中の彼と同じように。

「…これで温かいだろ？」

ただ昔と違うのは、
彼の頬がほんのり赤いこと。
私と彼が、恋人同士だということ。

「うん…温かい……」

ぎゅっ。
強くマルコに抱きついた。

今度はずっと一緒にいよう。

そんな願いを込めて。

───
閲覧ありがとうございました！

マル「明日も一緒に寝よう？」