【名探偵コナン】今日は何のお薬飲ませようかな？

8種類の結果パターン

大成功〜！さてどんな反応してくれるかなぁ〜 - 2025年7月19日

6.



『フフフッ…やっぱり君が怪盗キッドだったんだね、黒羽快斗君。』


黒「なッ、なんの事だかさっぱり……」


『私さ、怪しいと思って薬仕込んでおいたんだよね。特定の人に対して態度が変わっちゃう薬…。それだけじゃキャラだとか言われちゃうから、こんなものもつけてみたんだよね〜』





そう言いながら、手鏡を黒羽君の前に差し出した。
鏡に映った自分の今の姿を見てギョッと目を丸くさせる
それもそのはず、鏡に映っているのは犬耳と尻尾が生えた彼の姿なのだから。





『キッドの時ついてたの気が付かなかった？私と君にしか見えないけどね。』


黒「なッ…、なッ…！！」


『おっ、歯も犬歯になってるんだ…。興味深いな。』


黒「あがｯ？！おまへあにしへ…！」


『何って、身体調査かな。犬になった君…凄く興味深い……。付け根トントンされるのも気持ちいいのかな？』


黒「っ！？ほれやめ…ッ。わふっ…」


『あら可愛い…。わんちゃんは気持ちいい事がお好きかにゃ？』


黒「ふあ……、くぅ……」


『あらあら、甘えたさんモード？黒羽君にもそんな一面があるのね。ますます興味が湧いちゃうなぁ。』





付け根に触れていた手を髪に移動させ撫でると、甘えた声で鳴きながら頭をすり寄せてくる
先程とは違う、完全に心を許しきっている表情に微笑ましくなった。

前に猫化する薬を作ったことがあったけど、犬化もありかもなぁ…





『撫でて欲しい所があったら言ってね。黒羽君が満足するまでなでなでしてあ、げ、る。』


黒「くぅ〜…。わぅっ、そこ…、もっと撫でて…」


『お腹？ここ気持ちいいの？』


黒「んぅ…。好き……」


『好きなの？じゃあいっぱい撫でてあげるね』





怪盗キッドと違う、黒羽君とも違う新たな一面が可愛くて、
私が作った薬はこれほどまでに効果が強いんだなって実感する

でも、怪盗キッドと黒羽君が同一人物って事を知れたし、
いい脅し材料が出来たな。なんて思いながら、私は黒羽君のお腹を撫でるのだった。

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