日替わり短編小説【沖矢・赤井】

13種類の結果パターン

あなたの本日の占い結果です - 2024年4月26日

沖矢昴〜勉強〜

この式解けない…!!!

いろんな公式使っているがどうしても詰まってしまう

貴「………。」

昴「ん、あともう少しじゃないですか」

声が聞こえ顔をあげる

昴「ここはこうやるとすぐに出来ますよ」

貴「あ、なるほど………こうやってこうか!」

うんうんと頷いてくれた、答えが合っているのだろう

貴「やった」

昴さんは頭が良いし教え方もとても分かりやすい

というか同じ歳のはずなのに昴さん頭良すぎる、本当に27歳なのか…

私はそんなに頭悪いわけじゃないし、むしろいい方だ

なのに私が考えても解けない問題を昴さんは涼しい顔で全部解いてしまう

悔しい…………けどカッコイイ!

顔も整ってるし声も素敵、紳士的な対応で嫌なところがない

……好きだなぁ

昴「？僕の顔に何か付いていましたか?」

貴「っ?!何でもないです!」

昴「YOUさん顔が赤いですよ」

だってカッコイイとか考えてたんだもん!

昴「本当に大丈夫ですか?」

ギュッと手を握ってくる

貴「〜っ!///」

これは、どうしたら、落ち着けるんだ

だって!昴さんの手が今私の手に!!!

貴「ほ、ほんとに何でもないんです!//」

昴「でも顔が赤いようですし、心拍数も上がってますよ」

手を握って心拍数測られてたのか?!

勘違いとか悲しすぎ…

昴「家まで送りますよ」

貴「い、いえ!本当にそういうのじゃないんです!!」

昴「無理しないでください」

貴「違っ「まず体温計持ってきますね」

あの、そうじゃなくて

貴「……ほんとに昴さんがカッコイイなと思ってただけで!!熱とかじゃ………」

………??!?!?!!////////

今自分口にしてた!!?

顔を両手で隠し下を向く

うわあ絶対引かれた、終わったよ……

恥ずかしさと悲しさを感じていたらクスクスと笑い声が聞こえる

貴「んなっ何で笑うんですか!!//」

昴「YOUさんがそんな可愛いことを考えていたとは」

貴「か、かわっ、かわいい!?///」

今、今可愛いって言われた、昴さんが私に向かって可愛いって

顔から火が出るほど恥ずかしい

昴「いや、照れてる顔以外もいつも可愛いですけどね」

もう今にも倒れそうなくらい熱い

貴「あ、あんまりそういう事言われると勘違いしてしまうので……」

昴「勘違いしてもらっていいですよ、僕はYOUさんが好きですから」

貴「え……?」

昴「YOUさんが好きです、お付き合いしたいのですが、良いですか?」

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