恋愛喫茶

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いらっしゃいませ。

こちら、恋愛喫茶と申します。

店名の通り、様々な恋愛を各種日替わりでご提供しております。

どうぞ、当店自慢の恋愛をご堪能くださいませ。

お品書き
「依存」
「天使と悪魔」
「あめ」
「花降る夜の愛物語」
「海の風」
「星屑陥溺(前編)」
「空のイルカ」

ＡＴＴＥＮＴＩＯＮＰＬＥＡＳＥ
・残酷な表現がある…かも？
・ＢＬ／ＧＬ表現も一部ございます。
・文才？そんなものドブに捨てた☆彡ﾋｬｯﾊｰ‼
・更新は他のと掛け持ちなんで←
　普通に遅いです。
・名前変更なんで、他の小説とかで
　名前を先に入れた方がいいかと。
・日替わりっスよ！
ニガテな方はブラウザバック！
大丈夫な人は楽しんでってください！

ｂｙ藍鈴蘭

7種類の結果パターン

本日は、こちらになります。 - 2024年4月26日

【依存】

俺は昔から、なぜか
友達も彼女もできない。
話しかけると、みんな逃げていく。
そんな俺の親友
「宮内明」はいつも一緒。
明るくていつも
クラスの人気者のやつが、
１０年間もずっと
親友としていてくれるのが、
いまだに謎だ。

『…俺、なんでこんなに
モテないんだろ……。』

明「大丈夫！YOUはかっこいいから、
きっとすぐにできるって。」

『そうかぁ？』

明「そうだよ！YOU、
いいとこいっっっっっっっぱいあるし！」

『……たとえば？』

明「顔がいいところとか、勉強できるところとか、運動能力が抜群のところとか、優しいところとか、イケボのところとか、ほどよく筋肉がついてるとこととか、タトゥー入れてないところとか他にも」

『いやどんだけ出てくるんだよ。
うれしいけど怖ぇ～よ。』

明「アハハ。YOUはいいとこ
たっっっっっっっっっっくさん
あるんだから自信もって！」

「おーい、宮内。」

明「はーい、今行くー。
YOU、また後でね♪」

話も早々に、手を振りながら明は
クラスメイトの方へ走っていった。

『・・・いいなぁ。』

明が人気者になるのは、
親友としては
喜ばしいことではあるけど、
……やっぱり、心の中では
うらやましく思った。

＊＊＊＊＊

明は、部活の助っ人に呼ばれたらしく、
先に帰っているように言われた。

明「ほんとにごめん！明日は一緒に帰ろ！」

勢いがありすぎて、土下座するんじゃないか
ビビってた。いつもは二人で歩いてる校内も、
今日は寂しく感じた。

「あ、あの！YOUくん！」

驚いて後ろを振り向く。
そこにはクラスのマドンナである
「ひより」ちゃんがいた！

『ど、どうしたのひよりちゃん。』

ひより「あ、あのね。実は・・・
ずっと前から好きでした！
付き合ってください！」

『・・・え？えええええええええええ⁉』

ひより「へ、返事、待ってるから！」

そう言ってひよりちゃんは走っていった。

明「・・・YOU。」

後ろに一センチあるかどうかくらいの距離で明が立っていた。
そして、強引に俺の手をつかみ、笑顔で

明「帰ろ！」

だってさ。そのあと、
なぜか視界が暗転した。

「・・・・・・・・YOUは、
僕のだけのもの。
取ろうとした豚も、
所有者がわかっていないYOUにも、
ちゃんとお仕置きしないとね・・・♪」