このネタ持ってってくれぇい!!

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三└(┐卍^o^)卍ﾄﾞｩﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ - 2024年4月19日

《殺喜隊編:2》


『私たちが知る事の無かった真実？』

天使「そ」

『私たちが知らなくて、今更知る必要のある事なんて無い！ 私たちは神様のお告げに従って進んで来たんだから……！』

天使「へぇ、あぁ、そうかそうか。つまりアンタは、神はみぃんな嘘を吐かない、意地悪なんてしないって思ってるんだ！ いやぁ滑稽だねぇ！」

『……え？ それってどういう……？』

天使「お前ら人間にはにわかに信じ難いだろーけど、ちょっと意地悪な神だっているのさ。
……神は、アンタらに嘘を吐いていたんだよ」

『嘘……神様が……!?』

天使「うん。んで、もっと衝撃的な事実を言ってやろう。
死霊斗って奴は、死んだと思われてたアンタの仲間。確かアンタを庇って死んだフリしたんだっけか」

『…!!』


ア、アイツが死霊斗……!?

私とは一番仲が良かったのに！


『なんでアイツが敵の親玉に!?』

天使「馬ー鹿、アイツも親玉じゃない。
……アイツは本当の「神のお告げ」を信じたんだ」

『本当の？』

天使「ま、結局はそれも嘘だけどな。
神は死霊斗に、「魔物を束ねているのは人間側にいる」と伝えた。すると死霊斗は、自分が親玉のフリをすれば真の親玉が来るとふみ、成りすました。だからお前らも気絶させるにとどめた」

『じゃあ本当のボスは一体何処に？』

天使「うーん、ここまで話して分からないか。つくづく愚かだな。
……ボスは神だ」

『え……!?』

天使「知っての通り死霊斗は勇者軍最強の異名を持つ男。確実に殺るには孤立させる必要があった。だからわざとアイツが考えそうな事予測して唆したのさ。
……分かるか？ お前らは全員神の掌の上！ 協力すべき仲間と対立した！ その所為で、人類最強の男を喪ったんだよォ!!」

『え……それってもう死霊斗は……!!』

天使「勿論死んでんぜ。お前らを傷付けたから回復魔法を使って体力を消耗した隙に、私が直々に殺してやったよ！」

『……!!』

思わず目頭が熱くなる。

泣かないように吸い込んで話を続ける。


『待って。だったらなんで、貴女が人間にその情報を聞かせるのよ。得は無い筈でしょ』

天使「なんでって……もう隠す意味も無いからだよ(・・・・・・・・・・・・・)」

『は……？』

天使「……もう人間はお前で最後。人類滅亡までお前一人だ」

『……うわぁぁあっっ!!』

泣きながら天使に掴みかか＿


ｻﾞｸｯ


……全て、終わった。


人類滅亡まで、残り1秒


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結果…人類滅亡

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