はーとまーくの日常的はぷにんぐ【ｲﾅｽﾞﾏｲﾚﾌﾞﾝ日替わり】

10種類の結果パターン

はぷにんぐが無いことに気付いた。 - 2024年4月23日

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近所に住んでるバカ(照美)はあたしの後輩で、とにかくサッカーがうまいらしい。

中学の…ああ、なんて言ったかな、あれ、世界大会か、それで結構活躍した(？)韓国チームのキャプテンだっけか、まぁそれだったらしい。


たしかに韓国って綺麗な人多いイメージ(ていうか整形してる人多い？)はあったけど、こいつはとびきり美しい。その名の通り。
このバカは自分で言うからうざいけど。

「あつい、これで扇げよ」と、うちわを差し出したら、ぷんすかおこって地団駄ふんだガキはこいつだ(照美)。


さっきっからバカとかガキとか悪態ついてるけど、一応あたしはこいつが好きなわけで。

素直になれないのをいつも後悔してるんだけどね！



「YOUって、アフロディのこと好きよね？」
「夏未にはわかっちゃったかー。まぁ、素直になれない同盟だもんね」
「なっ、なそそそんなの組んでないわよ！！」


真っ赤になった顔が美しい夏未は、唯一あたしが照美のことを好きだと知っている。


「夏未ってさー、どうしてえんど…えっと、あの人のこと好きになったの？」

円堂と直接言うと夏未が怒るのを思い出して、言い直した。



「私は、そうね、バカなところね」
「へぇ…」

あたしと一緒だ、と心のなかで笑っていると、夏未はふと大人になったような顔で微笑んだ。
一瞬天使かと思った(真顔)。


「あと、すんごいお人好しなのよね」

この話を部活で聞いたあと、帰り道またこの話を思い出して寂しくなった。

なんかあたしにはちゃんとした、これが好きってことがなかったから、ちょっと焦った。



「あ、ちょうど照美が、って」


見るところ告白されてらっしゃる！！ いやまぁそうだよね！ モテないわけがないもの！

って、こっち向いた？
女の子が気付いて泣きそうになったけど、照美はそれでもじっとこっちを見ている。

すると急に女の子に頭を下げてからこっちに走ってきた。


「な、なにしてんの？ あのこいいの？」
「振ったから」


さらっとすごいこと言った照美をぶん殴りたい。

「そうやって言いふらすの良くない」
「言わなかったら不機嫌になるくせに？」
「うるさい、生意気、後輩のくせに」

じゃあ、ともったいぶる。


「先輩、好きです」
「…は？」
「あのこを振ったのは、YOUのことが好きだからってこと」



それから照美は、「神に好かれてよかったね」と言ってにやっと笑った。



＿＿＿照美とのこんなラブな日常はいかがでしょう♡

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