(日替わり小説)バーダックと今日、何する？

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俺と今日、なにがしたい？ - 2024年4月20日

今日はバーダックさんが一緒に修行してくれるようです！

−−−−−

「おいYOU！起きやがれ！」

誰かに体を揺さぶられ、私は目を開けた。
そこには私が現在片想い中のバーダックさんがいた。

「！？なんでバーダックさんがここに！？」

「なんでって…お前が修行つけてくれって言うから来たんだろうが…」

あ、いやでも家のカギ閉めてたはず…
どうやって家に入ってきたんだ。謎だ

「…早く用意しろ。時間がもったいねぇ」

とりあえず、早く用意しよう…
後でカギのこと聞けばいいか…

−−−−−

「まずは軽く組み手と行くか。」

いきなり実践かよー！
私が戦闘嫌いなの知ってるくせにー！

「…心配するな。お前の体に傷つけないよう手加減はするつもりだ」

「お、お願いします…」

その優しさは、ほんとに反則です…
ただでさえ好きな人なのに…集中できるかな…

−−−−−

「どうした！？YOUッ！お前いつもこんな感じで制圧してんのかッ！？」

あちらは手加減より、本気に近かった。
お陰でこちらはぶっ倒れ寸前。悪魔め…←

防御しかできない私にさらに追撃するかのようにバーダックは攻撃してくる。

恐らく、次の一発を受けたら…倒れる。
好きな人に惨めな姿を見せたくない

「オラァ！」

「くっ…！」

なんとか一発避けることができた…が、避けたときにバランスを崩してしまった。

追い込まれ過ぎた私の後ろにあるのは崖だ。やばい、落ちる…！

「キャッ…！」

「YOU！」

バーダックさんが間一髪で助けてくれた。

「…ﾊｧﾊｧ」

「おい、大丈夫か？」

「…ごめん…」

こんなに、カッコ悪い姿を見せてしまった。
恥ずかしくて顔をあげられない

「…お前にしちゃあよく頑張ったな。」

「えっ…？」

「俺が出した最後の一発を避けられた女はいねぇ…お前が初めてだぜ」

と、私の頭をポンポンと優しく撫でながらそう言ってくれた

「…お前、頑張れば出来るんだからよ…自信もって行こうぜ。な？」

「バーダックさん…！」

その一言がとても嬉しかった。

「やべぇ、そろそろ制圧に行く時間だ。
じゃあな。また、修行手伝ってやるからな」

そういい残し、バーダックさんは空へ飛び出した。

最後に見せた、赤い顔は期待してもいいってことなのだろうか…？

「…あ、カギのこと聞くの忘れてた。」←

−−−−−

「ひまりん＼(^o^)／さんのリクエストだ。
ありがとうな。あんまり甘くなくて申し訳ない…
また、リクエストよろしくな。」

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