ティアライフ色んなSituation@lifeヘイオマチ！

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:494 hit

夜に摘むと書いて、夜摘です。何を摘むのでしょうか。

というわけで、つくっちゃいますた。

夢小説？？なのかわかりませんが、とりあえず夢主は出ます。
恋愛要素は少ないんじゃないかな…というか主があまり夢女子ではないので、リクがない限り恋愛要素は入れないと思います。そもそもリク来なそうですが。

ある人達

AyuテLICE(教師)

皆野瑠樹(ウエディングプランナー)

クロエ♂(騎士)

千崎桜夜(魔術師)

ふるまろ(写真家)
他メンはさくちゅ。

6種類の結果パターン

クロエ♂「ぎぃんぎぃらぎぃんにすぁりぃげぬぁくぅっ！！」 - 2024年4月25日

ふるまろ

写真家ver.
(男主ですがCP要素は無し)

気になる人がいる。いや、恋愛とかじゃなくて。
例えばいつも、同じ場所にあの人がいるなぁ、的な。あの人、よく見かけるなぁ的な。

かく言う俺も同様に通学路で同じ人を見かける訳で。そこは道路とかじゃなくて、駅のホームなんだけど。

ホームの一番前側って人があまり乗らない事が多いとか、まぁとにかく個人的によくそこで電車を待ってる。

そこに、珍しく男性が来ていた。

正確には一週間前から。世に言う「撮り鉄」ってやつなのか、その人はいつも俺が乗る電車の一つ前の電車を撮っているようだった。

今日は部活もあるし早めに来てみたら、男性は写真を撮る準備をしている最中だった。

YOU「あの、いつも、撮ってますよね」

言った。よくわかんないけど話しかけてしまった。相手も呆然としてこちらを見ていた。

ふる「…？うん、ああ、君も平日はいつもいるよね。邪魔だった？」
YOU「いや、違いますけど。何で毎日撮りに来てんのかなーって」

男性は少し悩んだ素振りを見せたあと、俺にカメラを突き出してきた。

ふる「中々上手く撮れなくてねー。俺の腕のせいかな、だからいつもここに来て撮ってるんだよ」
YOU「へえ…綺麗に見えますけどね、やっぱり何か違うのかな」

見た写真はどれも綺麗だった。あまり気にしていなかったけど、電車って何か…綺麗だなっていうか、かっこいいというか。

YOU「あ、そうだ、これ。どうぞ」

そう言って俺は片手に持っていたコーヒーを差し出した。
男性は目をぱちくりさせたあと、コーヒーを受け取ってくれた。

ふる「ありがとー」

少しコーヒーを飲んだあと、男性は微笑んだ。

ふる「…ん、ありがとね、ホント。何かいいの撮れそう」

それ以降、俺はその人を見なくなった。

一ヶ月後。あまり気は進まなかったが、家族の要望で写真館へ行くことになった。どうやら親族の写真が展示されることになったらしい。

まあ展示会で選ばれただけあって、どの写真も綺麗だったけど、別に興味はわかなかった。

YOU「…これ」

ふと目にしたのは電車の写真。それも、あの電車だった。

慌てて横の名前を見た。頭がパニクってて名前が上手く読めなかったけど、その写真が写真家のものと書かれていることだけは、理解できた。

YOU「ふ、ふる…？？」

「あれ、この前の子？」

振り返った先に、いたのは。