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どうも!

今回のお話は少しでも皆様の気持ちを楽に出来たら、そして自分で癒されたいとの思いで作りました。
現代社会に生きる人たちのストレスは計り知れません。
大好きなおそ松さんで癒されて下さい!

リクエスト、要望お待ちしております!!!









▽おそ松 届く
▽カラ松 目撃
▽チョロ松 たとえ話
▽一松 似た者同士
▽十四松 やきう
▽トド松 夢

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大丈夫だよ - 2024年4月25日

松野十四松 *やきう



「やきう!やきうしよーーー!!!!!」
天使のようににぱっと笑う十四松の姿にYOUはこくりと頷く。
野球は得意ではないが十四松と遊ぶ野球は大好きだった。
「あんね、あんね!僕がボール投げるから、YOUちゃんがバットで打ち返してねーー!!」
「うん!わかった」
超豪速球の十四松のボールを打ち返す自信も、バッターがつとまるのかという不安も持ちながら返事を返した。
「じゃあいくよー!」
「よし来い!」
「ふんぬ!!」
十四松の手から離れたボールはいつもの豪速球ではなく、まるでキャッチボールのような易しいものだった。
かきーん
YOUが振ったバットにボールが当たり、一気に跳ね返る。
ボールは美しい弧を描き飛んで、ついには川へと飲み込まれてしまった。
「あ!ごめん!!」
「ううん〜大丈夫!!それよりYOUちゃん、すっげーね!!!」
「えへへ、そうかな?」
「うん!!プロになれるよ!!」
「それはちょっと…」
自分のことの様に喜んでくれる十四松にYOUは頬が緩む。十四松のこういうところが彼女は好きだった。
「でも、川に落ちちゃったから探してくるね」
「僕も一緒に探しまっする!!!」
「いいよいいよ!私がやっちゃったことなんだし」
「でも僕も一緒にやきうしてたよ?」
結局十四松にもボールの搜索を手伝ってもらうことになった。が、
搜索という言葉が正しいのか、高速クロールで泳ぎまわった十四松によってボールはものの数分で見つけることが出来た。
「十四松くん泥だらけになっちゃったね…。ごめんね」
「大丈夫大丈夫!こんなのすぐ乾くよ!!」
いつもと変わらぬ笑みを浮かべる十四松にYOUの心はゆっくりと溶かされていった。



野球の帰り道、夕焼けに照らされた二人の影。
「今日はありがとう。すっごく楽しかった」
「こちらそこありが特大さよならホームラン!!」僕もすっげー楽しかったー!!!」
幸せそうな空気を二人は纏う。
「それから……ありがとう」
「YOUちゃんさっきからおんなじ事しか言ってないよー?」
「あれ、そっかぁ」
笑うYOUを横目に十四松は安堵の息をこぼしていた。
彼女が朝からずっと悩んでいたことや不安。十四松は全てを把握し野球に誘ったのだ。
彼女が野球で、自分と一緒にいることで少しでも元気が出るように、と。
野球は彼の中で大切な人を元気づける方法であり、大切な人への慈しみの気持ちなのだ。

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あお - 十四松…素敵です…! (2017年10月20日 21時) (レス) id: 7457b0c918 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Mai☆ | 作成日時:2017年6月1日 19時

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