[日替わり]か.わ.ぞ.えさんと過ごそうよ！[実況者]

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:3,780 hit

こんにちは！螢羅です！
毎日更新をしなくなったせいか、
ブランクを感じ始めている私ですｗ

そんな訳で、リハビリの意味を込めての日替わりです。
今回のお相手はかわぞえさんです！
今度は早めに更新出来る様に頑張ります！

↓今いる彼(あくまで予定。変わるかも)↓
1.身長差
2.学パロ
3.猫
4.ヤンデレ(軽いサイコパス注意)
5.方言
6.シークレット

※この小説に出てくる彼は、
現実世界の彼とは別人です。

6種類の結果パターン

「なあなあ、今日はどんなワシが出たん？」 - 2024年4月16日

今日の彼：身長差

二人で、部屋で寛いでいる時。
「むー。」
雑誌のページを見ながら、さっきからむーむー唸る彼。
『どうしたの？』
そう訊くと、彼は慌てて雑誌を閉じた。
「な、何でも無いよ！」
怪しい。
『ちょっと雑誌見せて！』
「え。無理。」
『何で無理なの！？見せてよ！』
「嫌じゃ！絶対見せん！」
彼は雑誌を取り上げ、
この部屋の一番高い棚に押し込んでしまった。
私は隙を見て、彼が棚に押し込んだ雑誌を奪い取りに向かう。
立ち上がって、彼が必死で
背伸びして押し込んだ雑誌を難なく手に取る。
彼はあ、と声を上げ、こちらを見た。
そりゃ、私と彼との間には十cmの身長差があるからね。
彼もそれを察した様で。
「もう！何しょんならー！」
雑誌を取り戻すべく、その小さな身体をぐいっと伸ばした。
私も意地悪心が芽生え、ニヤニヤ顔で更に背伸びする。
「やっちもねえ事せんのー！はよ返せー！」
『えーやだー。私も見たーい！』
「見んでも良いけえ！」
そんなやり取りをしている内に…。
ちゅ…。
『…！？』
「ん…。」
彼から、重ねるだけのキスを受けた。
身長を限界まで伸ばし、私の首筋に腕まで回して。
何か立場、逆転してる。
でもそんな彼を、＜可愛い＞と思ってしまった。
「…はっ。」
『…ばか。』
その瞬間、私の手にあった雑誌が無い事に気付く。
どうやら雑誌は、キスをした時に彼の手に渡ってしまった様だ。
彼は私から離れ、大事そうに雑誌を抱え込んだ。
『そんなまでして取り返したかったの？』
そう尋ねると、彼は微かに顔を赤く染めた。
「…その、笑わんでくれる？」
『何で笑うのよ。』
「ワシがこれ見せたら、YOUは絶対笑うもん！
やけえ見せん！」
『笑うかどうかなんて分かんないでしょ？』
問答の末、彼は意を決した様に雑誌のページを開いて見せた。
『身長の矯正…？』
「…。」
見せられたのは、特殊な器具を使って骨を伸ばし、
身長を伸ばすという広告。
某少年誌に高い確率で載ってるアレ。
「…え？」
『かわぞえさん、かーわいい。』
思わず彼を抱き締めてしまう。
「ちっちゃいのは嫌じゃのに…。」
『私は、かわぞえさんには変わんないでいて欲しいな。
私はそのままのかわぞえさんが、一番大好きなんだもん。』
「…むー。」
彼はまた唸り、私の胸に顔を埋め…
ようとして、顔を上に向けた。
その顔は、少し嬉しそうで。
私は少し屈み、彼とまた唇を重ねた。

「ワシ、ちっちゃいの嫌じゃ！
だってワシからは男らしい事出来んもん。」