今日は誰と何をする？【魔入間】

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ここに載せているものは、元々はそれぞれ1つの小説として書き上げて公開する予定だったけど書ききれる自信がないため短くしたもの達になります。教師陣多め。

評判良かったら1つの小説としてきちんと書き上げる可能性はなくはない。

○注意事項
・どちらかと言えば原作沿いなのでネタバレ含みます
・口調とか曖昧かも。ここあからさまに可笑しくね？？みたいなところとかやばめの誤字脱字とかあれば教えてくれると嬉しいです

ラインナップ

キャラと相手の設定

①リード/遊戯師団所属の2年生
②ツムル/バビルス教師
③オペラ/バビルス教師
④マルバス /バビルス教師
⑤ロビン/バビルス新任教師
⑥アガレス/問題児クラスの子
⑦マルバス/バビルス教師(元教え子)
⑧エイト/バビルス教師(元教え子)
⑨ジャズ/幼馴染
⑩カルエゴ/元同級生
⑪ロビン/恋人
⑫ジャズ/姉
⑬ダリ/バビルス教師
⑭ジャズ/フルフル軍曹の知り合い？

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14種類の結果パターン

今日はこのヒトです - 2025年4月28日

②

それは職員室での一瞬の出来事。

YOUが資料を運んでいた時のことだった。

『わっ……』

「あっ」

躓いて転びそうになった彼女を助けようと思わず体が動いたツムル。

散らばる資料。

そして2人はバランスを崩し、YOUがツムルに覆い被さるように倒れ込んだ。

その瞬間重なる2人の唇。

そう。いわゆる事故チューというもの。

ただ事故とはいえ、

「？！？！」

気にする者は気にするし

『すみません、ツムル先生』

「……」

気にしない者は気にしない。

『でもありがとう、助けてくれて』

「えっ、あの……」

『あ、私、今日は早く帰らなきゃいけないんだ。片付けないと』

そう言いYOUは資料を片付け颯爽と帰って行った。

「ねえ、俺、脈ナシ？」

「どんまい」

「否定してイチョウ」

イチョウからのそんなことないよ待ちだったツムル。

YOUはツムルの想い人である。

その好きな悪魔(ヒト)とキスしてしまいラッキーという気持ちもあるが、YOUの何ともなさそうな態度を思い出しなんとも言えない気持ちにもなっているツムル。

「(あの反応はどうなんだろう。恥ずかしがってるわけではなかったし。まあ嫌な顔されるよりはマシだよな)」

次の日。

『ねえ』

「はい」

YOUに話しかけられたツムル。ただYOUの様子が変である。不機嫌そうだ。

『昨日からアンタのことが頭から離れなくなったじゃない。どうしてくれんのよ』

「えっ？」

『責任とりなさいよ』

「はっ？！」

予想外の出来事に驚くツムル。

『どうなの？！』

「お、俺が必ず幸せにします！」

思わずそう返してしまうツムルであった。

「(あれ、何言ってんの俺？！)」