[Undertale] *私と貴方の恋愛日常* 【日替わり】

5種類の結果パターン

今日は……？ - 2024年4月26日

3.構ってほしい(甘)[sans]



「こら〜！サンズ！」


「なんだYOU？」



「なんだYOU？じゃないでしょー！？

部屋片付けなさいよー！」


「わ、分かった…」


今日はとても忙しい。


フリスクやアズリエルが遊びに来るのだ。

遊びに来る前に


散らかっている部屋を何とかしないといけないのだった。



特に問題なのはサンズの部屋。



靴下もそこら中に投げ捨ててあるし、何故か竜巻もできている。



こんなに散らかっているというのにサンズは掃除もせずベッドでゴロゴロしているのであった。




「もう…いつになったら片付けるの…」



「気まぐれだな。」


「気まぐれって言っておいて今まで掃除をしたところなんて見たことがないんだけどー！」


「YOUがいない間に片付けてるぜ？」


「どこが！」



「heh」


「もう…！」


言い訳を連発するサンズ。

YOUもそろそろ限界が来ていた。



「何がなんでもちゃんと掃除しないといけません！」


「親が子供に説教…ってか？」


「私はお母さんじゃありません！

もう許さないからねっ！」


ハッハッハッと笑うサンズ。


「じゃあ一体どうしたら許してくれるんだ？」


「毎日掃除してくれたら許してあげる」


「じゃあパスだな。」


「はー！？何それ！」


ニヤニヤと笑っているサンズを見てYOUは怒っていた。

全く反省のない面持ちでYOUを見る。



「じゃあこれはどうだ？」


ギュッとYOUを抱き締める。
そして耳元でこう言ったのだ。

「愛してるぜ？YOU。」


「っ…やめて。

最近構ってくれなかったくせに。

何で今日は珍しく構ってくれるの…」


「待ってたんだぜ？この時を。」


「…え？どういうこと？」


「お前さん、自分で構ってくれなかったとか言っているが俺だってYOUに話しかけられるのを待っていたし、構ってほしかったんだぜ？」


YOUはサンズの言葉にはっとした。

そういえば自分もサンズに構ってもらえないからと拗ねて話しかけなかった。



「でも良かったぜ。



やっとYOUに構ってもらえるからなぁ？」


「構ってもらえるって…まさか…！？」


「今日は付き合ってくれるんだろ？」


ニヤリとしたサンズの顔は裏で何か企んでいる顔だった。


「いやいやいやっ今日はフリスクとアズリエルが遊びに来るんだよ！？


今からはちょっと…」


「そんなこと言うなら俺は構ってやらないぞ？」

「そ、それは…嫌です…っ」


「heh。容赦しねぇぞ？」

END

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