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あなたの本日の占い結果です - 2024年4月20日

【ザ・モール:クーデレ】

湿った肉感をおでこに感じた。

目をつぶり研ぎ澄まされた私の感覚は熱に敏感になっていた。
私はこの熱を待っていた。

おでこから眉間、まぶた、目尻、頬、鼻。
少しづつ近づく熱に期待が高まる。
この熱のために3時間のたぬき寝入りを耐えたのだ。

だが彼は焦らすように鼻下、顎、唇の端と熱を押し付ける。

おそらく、楽しんでいる。
『私の反応を』ではなく、起きている間じゃあできない『この行為を』だ。
私は大歓迎なのだが、それを照れ屋な彼は許さない。

彼はとっても紳士なのだ。


彼の息遣いが少しずっと荒くなる。
唇の端から上唇を徐々に上がり富士ヤマに達した。
富士ヤマに触れた時、僅かながら上唇に触れた。
彼が少し動揺したのを感じた。

ゴクリっ

「っっ!!」

耳元でなった固唾音につい反応してしまう。
緊張しているのだろうか?
さっきより息遣いが荒くなって、

冷たい指先が頬を滑り、顎に添えられる。
彼の息が唇にふりかかる。

(あつい…息………)

少し、ほんの少しだけ、唇をわずかに開け、彼の息を吸う。

「っ………」

あったかい、コーヒーの味がしたような気がする。
確か眠る直前に入れていたのを見た。私は飲めないがこうやって間接的に感じるのは、悪くない。

わずかに入った彼の吐息を、匂いを、熱を、
肺の中で堪能する。

上唇に届くまで。

口内に届くまで。



この熱を私は、









ピンポーン

勢いよく熱が遠退く。冷たい指先は頬を離れた。
熱源は慌ただしく玄関に走っていったのだろう。
リビングには私と空になったマグカップ。


「……コーヒー飲もう」

うんと苦いやつ。

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匿名 - あああ...!好きです...HTFの作品を上げてる方がもう殆どいらっしゃらなくて...あなた様の作品を見つけられて本当に良かった!ランピーのヤンデレが本当に最高です...最推しのヤンデレが見られて幸せです...! (2021年5月3日 2時) (レス) id: 7ccd366b8f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:0 | 作成日時:2020年10月28日 1時

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