善逸くんといっしょ！

5種類の結果パターン

善逸「今日の俺はどんなかな！！」 - 2024年4月26日

────────────────────
今日は 嫉妬する 善逸くんといっしょ。
────────────────────


YOUside



最近、炭治郎と一緒にいることが多い。自覚している……普段の任務もそうだし、その他の仕事も一緒に請け負っているから。



それを良く思わない善逸は、気づけば私のところに寄り付かなくなり、ずっと禰豆子ちゃんと遊んでいる。



今日の任務も炭治郎と…



ここまで来ると本部が仕組んでいるとしか思えなくなった。確かに、睡眠で本領を発揮する善逸と、短期集中ですぐ終わらす私とではタイプが違いすぎて、組ませたくないのだろう。



善逸とはもう1週間も話していない。



『あ』



任務に向かう途中、廊下を歩いていると善逸が前から歩いてくる。



____謝らなきゃ



でもどのように…どんな言葉で？
ぐるぐると思考を巡らせているうちに、善逸とすれ違おうとする



ガッ



すれ違いざま、善逸は私の右腕を掴んだ



『っ、ぜ…善逸…』



「なにか、俺に言うこと無いの、」



恐る恐る振り返ると、善逸は悲しそうな目をしていた。



『最近構ってあげられなくて…ごめんね』



「いっ、いやだ…許さないから…！」



え〜〜〜なにそれ、完全に謝ってほしそうだったのに許さないって何よ……



『次の任務から帰って来たら…どっか行こうね』



私はそう頭を撫でる。相変わらずふわふわしてて、触り心地がいいなぁ



すると突然、善逸は私をふわりと抱きしめ



「俺ね、YOUと炭治郎が一緒に仕事しだしてからずっと、我慢してたんだよ、それなのに中々声かけてこないし、禰豆子ちゃんと遊んでみたりしたけど全然見向きもしなかったし……」



『ああ…それは、ごめんね？』



と謝ると抱きしめる力を強め「鈍感」と呟く。



『………もしかして、嫉妬してたの？』



「……っ、そうだけどっ！！？悪いかよ、っ」



その顔は今にも爆発しそうなくらい赤くて、ふるふると瞳は震えていた。…泣きそうだった。



『善逸が嫉妬かぁ、可愛いなぁ…』



「う、うるさい！！！見るな俺の顔！！！」



普段の彼の姿を見れて…今回は一段と頑張れそうだ。



『じゃあ、そろそろ…』



私が任務へ向かおうとすると、引き止められる。



「次帰ってきたら、めちゃくちゃにするから…」



その目は珍しくギラギラと光っていた。



────────────────────

「帰ってくるの、楽しみにしてるね？」

この作品には5種類の結果があります

お気に入り登録で明日違う結果をチェックできます

占いを作る｜感想を書く
他の作品を探す

ブログに結果貼り付け：