＊＊な、君に捧ぐ。【ツイステ】

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初めましてこんにちばんは！
雛瀬紗良.です！
２つ目の日替り……正直色々謎……
題名の＊＊には色んな言葉が入ります。
『』が貴方。「」がキャラクターになります。

リクエスト、頂ければ嬉しいですが、キャラクター名だけとかだとお受け出来ない可能性が高いです。かなり。
そこだけお願いします……！

＿＿＿＊character＊＿＿＿＿＿
・Ace・Deuce・Cater・Trey
・Jade
＿＊＿＊＿＊＿＊＿＊＿＊＿＊＿

どう足掻いても結局初期は推しになってしまう……これから頑張ります……

《宣伝》
【ツイステ】オクタヴィネルの紅一点、さみしがり屋につき。

今日のデートは?【ツイステ】

5種類の結果パターン

君に、伝えたい言葉は…… - 2024年4月17日

デュースの物語の、エースside。

side.Ace

『ねぇデュース。……好きだよ』

教室に忘れ物をしたことに気づいて、部活の後に取りに戻った。ドアに手をかけた瞬間、中から声が聞こえた。
それは、確かに《告白》で。
思わず、手に力が入る。だって好きなヤツが告白している。聞き耳を立ててしまうのは、仕方ない。

「僕も、YOUが好きだぞ？」

良かった。反射的にそう思ってしまった。悪いことだ、とは分かっている。
けど、どうしても……YOUのことが好きだから……

(＿＿最低じゃん、オレ……)

自嘲の笑みを浮かべて、踵を返した。
気付くと廊下にいて、ふと外を見た。外はさっきよりも少し暗くなり、赤い空も色が薄れていた。思わず、立ち止まる。

「……オレにしろよ……好きの意味も分からない奴じゃなくて……！オレにしろよ！！！」

オレの気持ちを表すように暗くなった空に呟いた。それは段々ヒートアップして、オレは空に向かって叫んだ。

「やっぱ最低じゃん。オレ。」

もう一度溢して、さっきよりは大分スッキリした気持ちで歩き出した。明日の昼は、絶対デュースに奢らせてやる。そう密かに決めた。

＿＿＿＿鈍感な、君に捧ぐ。

「気付けよ、バカ。」
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