どうも、みのりんという者です。
……まぁ、題名通りですね。はい。
それではさっそく、どうぞ!
……の前に、注意事項。
・『血』という言葉が多い。
・皆さん黒い。←
・コメントは返しません。
・リクエストも受け付けていません。
***
ようこそ、吸血鬼の館へ。
この先には、5つの『トビラ』があります。
好きな番号のトビラを選んで、中にお入り下さいね。
血に飢えた吸血鬼さんたちが、あなたのことをお待ちですよ。
__さぁ、行ってらっしゃいませ。
5種類の結果パターン
中に入る時は、ノックをお忘れなく。 - 2024年4月26日
3番のトビラ
・
コンコン。
「誰だ?」
「は、えっと、私……。」
「ん?……あぁ、主か。よく来てくれた。」
ビビる私を、笑顔で出迎えてくれたこの男。
……何だろう。この人、本当に吸血鬼かな?
「そんなところに突っ立ってないで、中に入るがいい。」
「は、はい。」
なんかこの人、一緒にいるとほっとする。
なんとなく。
「あっ、あの!」
「……なんだ?」
優しい眼差しで私を見る目は、やはり吸血鬼っぽくなくて。
思わず、聞いてしまった。
「あなた、本当に……吸血鬼ですか?」
「なっ……!」
「会った時から、その、えっと、
本当に、吸血鬼かな、と思って……。
し、失礼なこと聞いてごめんなさい……!」
「……。」
どうしよう、言っちゃった。怒ってるよね。
おそるおそる、男の顔を見ると。
「!!」
あんなに笑顔だったのはどこへやら。
今まで見たことないような真顔。
瞳がギラリと赤く光っていた。
その顔を見た瞬間、後悔と同時に、これからどうなるのかという不安な気持ちが押し寄せる。
「あっ、その……。……!?」
謝ろうとしたが、もう手遅れだった。
瞳を光らせ、男はこちらを向いて、言った。
「ほう。……つまり主は、吸血鬼というものを、あまり分かっていないのだな?」
「えっ……?」
「ということは、吸血鬼をナメていたのか?」
「違います!そんなわけ……!」
「フッ……。そんな言い訳、俺に通用するわけなかろう。」
確かに、吸血鬼をことはあまりよく知らなかった。それは認める。……でも。
「わっ、私は言い訳なんてしてません!」
「今頃そんなことを言いおって……全く。」
「だから私は……!」
「いい加減にしろ。」
「えっ?ちょっ……!」
いきなり、ふわりと持ち上がる自分の体。
かと思ったら、ベッドの上にいた。
「……さて。始めようか。」
ニヤリと笑う男は、白い牙を光らせて。
「……吸血鬼をナメたらどうなるのか。
俺が証明してやろうではないか。」
男は、舌なめずりをしながら、
私の服に手をかけて。
__美味しそうに、私を喰った。
*
『俺は吸血鬼。ナメたらただじゃすまないぞ?
……美味しい血と共に、貴様を喰う。』
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あべま - 3番って誰?? (2019年12月31日 23時) (レス) id: ea97914290 (このIDを非表示/違反報告)
しのん(プロフ) - 5番って晋助ですか? (2018年8月15日 1時) (レス) id: d1028d3732 (このIDを非表示/違反報告)
バーゲンダッシュ - えぇぇぇぇ。1番は一体誰だ? (2018年5月13日 19時) (レス) id: a333368853 (このIDを非表示/違反報告)
杏美 - 4番は銀さんだね…… (2016年8月12日 3時) (レス) id: 0f87db2039 (このIDを非表示/違反報告)
妖華(プロフ) - 2番って……神威くんですよね?話し方と言いニコニコ顔といいwww (2016年7月19日 21時) (レス) id: 044397df65 (このIDを非表示/違反報告)
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