【注意】・夢女さん向け
・全年齢向け
・捏造注意
・nmmn
日替わりで2434の男性ライバーさんとデートができる！！！
リクエストいただければ書きます
解釈違い等ありましたら申し訳ございません
知らないライバーさんを知るきっかけにしていただければと思います。
お手柔らかにお願いします！！
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同じ作者(私)が作った2434の長編小説あります！よろしければ！！！ 夢の向こう
(本作品の設定もこちらの世界観に引っ張られています)
6種類の結果パターン
あなたの本日の占い結果です - 2024年4月25日
【弦月藤士郎×神社】
いつも通っている神社に、顔の整った綺麗な人がいる。
「あ、また来てくれたんだ？」
藤士郎さんは私の顔を見た途端、ニコッと表情を変え、こちらへ駆けてきてくれる。
「また縁結びのお願い？」
そう言って首を傾げて笑う藤士郎さんは、女の私より清楚で美しい。
「た、たまたまここの神社が近いので！神様に媚び売っとこうと思って！」
これは嘘で、私は縁結びのためにこの神社に通っていた。
通っていたら、顔立ちの整った、美しい人と出会ってしまった。
「ここの神様、そういうのに強いもんね〜」
そんなことを話す藤士郎さんはまるで神様と話したことがあるかのような口ぶりで言う。
「でも何回も来てるからきっと神様もそろそろ顔覚えてきたんじゃない？まぁ僕は何百回と顔を合わせても覚えて貰えないんだけどさ」
ナハハと笑う藤士郎さんは、とても楽しそうで、それでいて穏やかで、本当に魅力的だと思う。
藤士郎さんのことを知れば知るほど、もっと知りたいと思う。
神様、これがきっと恋なんですよね。
「っ、あの、藤士郎、さん。」
私が思い切って言ってしまおうとした瞬間、神社に強く風が吹く。
木々が激しく揺れ、もちろん私の声をかき消され、私自身もそれどころじゃないぐらい、風はなかなか収まらなかった。
前を見ることも出来ない中、透き通った声で「こっちだよ」と私を呼ぶ声が聞こえた。
その声に向けて歩き始めると、手の先が、なにかに触れる。
途端、腕を掴まれ、太い幹の木の裏に引きずり込まれた──藤士郎さんだった。
「んもー、なにを荒れてるんだか。」と神様に愚痴を零す藤士郎さんはいつも通りで、服に付いた土埃を払っている。
木の裏は思ったより狭くて、藤士郎さんとの距離も、普段より近い。
速まる鼓動を抑え込み、平常心を保つ。
──落ち着け、落ち着け。
そう、言い聞かせているのにも関わらず。
「ねぇ、葉っぱ、付いてるよって。」
藤士郎さんは一気に顔を近付けて、私の頭に付いた葉を優しく手で払う。
突然の急接近に驚いた私は藤士郎さんの手を掴んでしまった。
「あッ、えと、これは、その、！」
慌てる私とは正反対に藤士郎さんは、余裕のある表情で私を見つめる。
そんな綺麗な瞳に私は吸い込まれそうで。
「どうかした？」
ゆっくり動く藤士郎さんの唇に視線が釘付けになる。
──ああ、また今日も言えないな。
縁結びの神様、どうか。
私が好きな人と結ばれる日が来ますように。
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作者名：WAJ | 作成日時：2021年5月6日 21時
