彼らの理性は貴方の手の中【暗殺チーム】

5種類の結果パターン

｢もう、無理みてぇだッ……！｣ - 2024年4月19日

『メローネ、話があるから後で私の部屋に来てくれない？』

女性にしては少し低い凛とした声がアジトのリビングに響く。
オレは今、YOUが用意してくれたコーヒーをYOUと飲んでいる。もちろんブラックコーヒー。
アジトにはオレとYOUだけしかいない。
他の奴らは皆仕事だそうだ。

｢？…いいよ。いつくらいがいいかな？｣

そう言うと彼女は少し考えた顔をして言い放った。

『…11時くらいかしら。』

彼女はすこし遅めの時間帯をリクエストした。
これは期待しても良いということなのか…

｢へぇ〜結構遅い時間だね〜…なんか皆に知られたくないことでもするの？｣

彼女はすこし黙りこんでから

『………いいえ、任務の事で手伝って欲しい事があって。』

と言った。

｢そう…。じゃァ11時くらいね。｣

後は夜を待つだけだ。

夜……


コンコン

｢YOU〜来たよ〜あーけーて！｣

すこし大きな声で言うと部屋の中からパタパタと可愛らしい歩く音が聞こえた。

ガチャ

『えぇ、いらっしゃい。入って。』

オレはYOUの部屋に入るとき｢お邪魔します｣と言いながら入った。…YOUの良い香りがする。

｢で、手伝いって？｣

『いや、前のターゲットが言っていたのだけど、処女って、何……？』

その言葉に一瞬耳を疑った。がそれは彼女が本当に言い放った事だった。

｢…ブッ、…ククククク…ッ…YOUそんな事も知らないで色仕掛けした任務やってたのww｣

彼女は少しムッとした顔をした。その顔でさえ可愛らしい。

『…貴方は処女の意味さえ教えてくれればいい。』

｢あれ？もしかして怒った？…処女っていうのは、｣

説明中(知りたい人は調べてね★)

『……ッ……ご、ごめんなさい、夜中にこんなこと長々と……』

彼女は少し顔を赤らめて言った。
ヤバい、理性が切れそうだ。
そう思ったときすでに遅かった。

｢いや〜オレはいいんだよ。ところで、｣


バサッ

『……は？』

｢男を、ギャングを自分の部屋に入れるなんてねぇ、危険だなぁ。｣

彼女は押し倒されているとやっと気づいたのか顔をさらに赤らめる。

｢あぁ〜可愛いなぁ〜…YOU、今日処女を“脱”するかい？｣

『え、それって…！』

｢嫌、か？｣

『あの、えっと、………………良いけど、初めてだから、や、優しくして…ね』


｢！…そうか！安心しろ、優しく抱いてやるぜ！









TiamoYOU｣

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